サン・ペドロで毎日のように通った、タコス屋。
メキシコのタコスとはちょこっと違うけど、味は絶品。
若干20歳、ジョバンニが一人でこの屋台を切り盛りしている。
とってもシャイなジョバンニ、話しててもあまり目を合わせてくれない。
仕事の邪魔してんのかなーっておもったけど、毎日通ってたらいつのまにかお肉の量がむちゃくちゃ増えていた。
何年この屋台やってるか聞くと、返ってきた答えが
「8年」
なんと12歳からここで店をやっているようだ。
日本でいったら小6か中1ぐらいの歳。
これまでどんな人生を送ってきたのか正直聞いてみたかった。(勝手に壮絶なんじゃないかって想像してるだけだけど…)
ただどことなく無口な彼には聞けずにいた。
サン・ペドロを出る前日、最後のタコスを食べにいつもの屋台へ歩いていった。
お客さんかなとおもったら小さな子供を抱えた彼の奥さんだった。
「子供はいくつ?」
って聞いてみると、はにかみながら
「8ヶ月」
とっても幸せそうな笑顔だった。やっぱり過去なんて聞かなくて正解だった。
さてサン・ペドロ、出ます。
おまけの朝タコス屋
アボガド、豆のペースト、ヌードル、鳥サラダが乗って2Q(約20円)
にほんブログ村