結論から言うと、平気だけどやばい匂いぷんぷんします。
Ｗ杯ツアーの人達は移動などもホテルの前からバスが出て、スタジアムに着くパターンがほとんど。
ただ僕らの場合、移動も全て自分達で手配しなければならず必然的にバスステーションがあるダウンタウンに行かなければならない。
Ｗ杯期間中もあってか日中はさほど危険を感じなかったのが本音。
ただ常に警戒感を抱いて行動するのはもちろんのこと。
平日のヨハネスブルグ中心街
Ｗ杯期間中は各コーナーごとに警察が立っていると言う噂を聞いたけど、皆無。
興味本位で、「ジョバーグ夜のダウンタウンを歩いたぜ！！」なんて武勇伝みたいに語りたくもないが、実際そんな状況になってしまった。
旧黒人居住区SOWETOのパブリックビューイングに行った帰り、ローカルバスを乗り継いで着いた先はカールトンセンター。
アパルトヘイト撤廃後、白人が経営するホテルや企業は次々撤退し、サントンなどの郊外に移っていった。
そしてその廃墟を不法に占拠し麻薬などの密売をおこなう巣窟と化したビルが多いよう。
カールトンセンターに隣接するカールトンホテルも多分にもれず、撤退を余儀なくされた。
この周辺、言わずもがな治安ちょー悪い(らしい)。
タクシーもほとんど走ってなく仕方なくミニバス乗り場まで歩くことに…。
中心部にあるスーパーや商店は夕方5時か6時ぐらいになると閉まりだし、夜7時を過ぎるとＷ杯期間中にも関らず観光客はおろか地元民も歩いていない。
とゆーかスタジアム以外で(少なくともヨハネスブルグは)観光客が歩くのをほとんどみない。
ほんとに今この街で世界最大級の祭典がおこなわれているのか疑うほど。
まさにゴーストタウン、リアル北斗の拳の世界。
中心街のとある通り、大きいビルが立ち並ぶ一角の中、外からでもわかるおかしな臭いを放つビルがあった。し尿の臭いが鼻をつく。
チラッと覗いてみると、外見のしっかりした造りが嘘のように中は完全にバラック。
「ヤベエ」
写真なんか撮る暇もなく気づかれない用に立ち去った。
街並みやスーパーに並ぶ商品は欧米のそれと何ら変わらない。しかしちょっと路地やダウンタウンに行くととてもじゃないけど、写真なんか気軽に撮れる雰囲気ではない。
ヨハネスブルグ中心街しかり(とゆーか中心街が一番やばい、強盗銀座)。
Ｗ杯じゃなかったらここ来なかったかもなあ。
スリル満点、喰うか喰われるか「都市型サファリパーク」そんなところです。
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