決死のバンジー2 | 世界一周ちょいめたぼ(仮)

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東京帰って4キロ太りました…痩せるために一周してきます。嘘です。
寝たいときに寝て、起きたいときに起きて食って飲んで…太るかはたまた下痢でやつれるか…そんな世界一周。ゆるいよぶっちゃけ。10kg以上落ちたけど現在南米、絶賛リバウンド中。

噛みまくったあとはもうあまり記憶にない。

あとから写真をみると案外余裕そうな顔をしているけど、ほんとに記憶が曖昧。

足を固定され、バンジーの紐をくくりつけられる。

そしてジャンプ台へ。

そこに立つと恐怖のピーク。

足はすくみ、心臓の鼓動が聞こえてきそう。

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この時、「下を向かないで、向こうの山をみて飛べ」

って言われたらしいんだけど、全く頭にはいってない…。

そして恐怖のカウント

「5・4・3・2・1・バンジー!!」

の掛け声とともに背中を押される。
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落下時間は4秒から5秒で、人によって「走馬灯が…」とか「家族の顔が…」なんて言う人がいたけど、僕には綺麗な虹が見えた。

とにかく7色の放物線に向って飛んだ記憶だけが、鮮明に残っている。

あとから写真をみたらやっぱり本物の虹がかかっていただけなんだけど。
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虹、写真でみえるかな?!

2回、3回とバウンドを繰り返すが、さらなる恐怖が待っていた。

最悪なことにくくりつけてある両足が今にもすっぽり抜けそうになる。やばい…ザンベジ川の藻屑になるかも…。

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結局すぐレスキューされたんだけど、いろんな意味で怖すぎた。

また元のジャンプポイントまで戻り、ベンチに腰掛ける。

飛び終えた達成感と安堵とともに強烈な脱力感が襲ってきた。

なんつーんだろ例えるなら童貞をすてた時と同じぐらいの脱力感と虚無感。

なんだか大人になれた気がした(28歳)。

そして何よりこのバンジーでびびったのは、
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俺の体重が服と靴を履いた状態で60kgジャストだったこと!!
(上が体重、下が飛ぶ順番)