マラウィ湖のほとり、ンカンタベイでのんびり4日間を過ごしたあとはまたも怒涛の移動。
時間も宿代も節約できて便利なんだけど、アフリカは治安が理由なのか他に何か問題があるのか夜行バスが少ない。なのでどうしても日中移動してその日はおしまいっていう日が多い。
「今日はどこまで行くの??」
と聞かれたら
「行けるとこまで!!」の毎日です。
ンカンタベイを朝6時に出発し9時間でマラウィの首都リロングウェに到着。
そしてすぐボーダー手前の町、ムチンジまで移動して一泊。
それにしてもこのムチンジ、怖かった…。
着いた頃にはとっくに日が暮れていて、そのうえ到着後すぐ町全体が停電で真っ暗に。
地球の歩き方はもちろん、LonelyPlanetにもほとんど情報がのってない町で宿が全くみつからない。
歩き続けて偶然見つけた宿も一杯で泊まれず…。
街灯もない暗闇の中を歩いていると「Fuck'inなんたら」やら「お前のこと殺していい?」なんて言葉がほんとに聞こえてくる。
本気でやられるのを覚悟した。
もうこうなると町中の視線が敵意に感じてしまう。
やっとみつけた宿もセキュリティが不安。
夜中に強盗が部屋に押し入って手足を結ばれパスポート、貴重品などを奪われた…って他の旅人から聞いたことが頭をよぎる。
酒を飲んで寝たらなんともない普通の朝。
結局はあったかハートで終わったマラウィ、もう少しいたかった!!