朝日を観ようとおもいきや今日に限って海側が曇り、そんな日食当日の朝。
ただ曇ってるのが海側だけで、他は雲ひとつない良い天気。
が太陽が昇るにつれ段々と雲行きが怪しくなってきた。
そういえばカニャクマリで会った日本人、僕を含め奄美で日食が観れなかった人、成都で観れなかった人、峨眉山で観れなかった人…
みんな観れてないじゃん!!確実に俺ら雲を呼んでるかも。
インド人も続々と集結。
昼に近づくにつれ段々欠けてきた。
ちょっとずつちょっとずつ侵食が進んでいく。
皆既日食と違って金環日食は、太陽と月が完全に重なるわけではない。
なので急に夜みたいに暗くはならないんだけど、陽射しも弱まり涼しく感じられる。
そして13時10分。
薄雲がかかると、日食グラスを使用しなくても肉眼ではっきり太陽がリング状になってるのがわかる。
頭上に観える太陽がリング状なのはわかるんだけど、頭では理解できてもなんと言っていいかわからない。
とにかく僕の中での語彙が少なすぎるせいか、すげえ、やばいとしか表現できない。
とにかくすごいんです、うんとにかく。
この10分にも及ぶ天体マジックをインドの最南端カニャクマリで観れたこと、思えばクリスマスのイベント、ダライ・ラマ、そして今回の日食にしろ当初の旅のスケジュールには全く予定にないこと。
旅の出会いと奇跡にただただ感謝。
7月のイースター島も行けるか微妙なところなんだけど、もしかしたらラパヌイに呼ばれるかも?!
そんな気がする今日一日。