(へん)(あい)(ゆう)(じょう)

~想いが交差する…それは愛か友情か~













加賀見 優梨子 (かがみ ゆりこ)

私には付き合ってる人がいます。でも…叶野くんのことが気になって…。最近、恋ってものが分からないんです。私、どうしたらいいんでしょう。




水畑 一哉 (みずはた かずや)

 俺には大好きな彼女がいて、仲のいい親友と幼馴染がいて、毎日幸せだ。こんな日常がずっと続くといいんだけどな。



篠岡 朱音 (ささおか あかね)

 私は優梨子のこと大好きよ?でも親友の彼氏のことが好きで…。こんなこと誰にも言えないわよ。でもしょうがないわよ。私、悪い子だもんね。





叶野 宙樹 (きょうの ひろき)

 俺…、優梨子ちゃんのことが好きだ。





雪野 遥人 (ゆきの はると)

 優しいゆーちゃんに片思い中の叶野くん、一緒にいてくれる友達。僕はこんなだけど幸せだよ。












――――そんな5人の

すれ違う話――――――


























申し訳ないことに…、別の小説書こうかなって思ってます。


「自分の翼」は最初の方が実体験なもので、思い出すのに時間がかかり、なかなか進まないというのが理由です。


楽しみにしていた方がいれば申し訳ないのですが…別の書いていきます。


本当にすみません。


でも「自分の翼」の方もゆくゆくは投稿していきます。


まぜこぜで投稿する場合もあるかもしれません。


そこのところご了承いただけたらと思います。


今考えている、小説は恋愛もので、完全創作です。


一応実体験が含まれてるってだけで「自分の翼」も完全創作なんですけどねww


本当に私が書く小説は下手なくせに、投稿が遅いので申し訳ないです…。


これからはもっと忙しくなるのでもっと書けなくなっていくと思います。


でも、気分転換がてらにちょっとずつ書いて投稿できたらな、と思っています。


こんな調子ですが、よろしくお願いします。





「おはよー」

「おはよー蒼」

ふふふ…4組にもようやく慣れてきた!

私は数人とあいさつを交わして、自分の席に着いた。隣を見ると男の子が突っ伏して寝ている。

内之宮隆貴(うちのみやたかき)か…。隣になって初めて知った存在の人←失礼…


私には今、悩みがあるの…。それは最近、うち(内之宮)のこと…気になって…好きなのかも…。いやいやいやいや!だめだよね!普通に考えたらだめだよ。私、ふーちゃんのことが好きなはずなんだから。私って結構好きな人とクラス変わっちゃうと好きな人も変わっちゃうんだよね。

こんな性格直したい。多分いま、心が揺れている。

うちがゆっくり起き上がり、こっちに目を向ける。

「あ、滝沢。おはよ。」

「お、おはよ!」

そういうとうちは仲のいい男子のところに行ってしまった。…うちは優しいんだよなあ。でも今はそれだけなわけで…、やっぱり分かんないなあ。

私はこんな悩みを打ち明けられる人などいなくて、一人頭を抱えたまま、その日の授業を受けた。




もう夏も近くなって、宿泊学習がもうすぐある。今日の総合の時間では班割とか班決めをするみたい。生活班は女子の中でかなりテキトーに決まっていってる。私は魅莱と同じ班ならなんでもよかったからね!同じ班にはなれた…次が大切なんだ!班の役割決め!私はもちろん班長になりたいわけで。

「私班長やりたい!」

そう言った。だけど…

「私も~。」

そういったのは姫川亜由(ひめかわあゆ)。姫って呼んでる。

こ、こうなったらジャンケンになるのかな?私、苦手なのに…。

「最初はグー」

急に姫が言い出すもだから私は急いで立ち上がり構えた。

「ジャンケンポイ!」

私はもう直感で“チョキ”を出した。私は、姫の方をゆっくり見る。姫は…“グー”!?

ま、負けた…。でももうしょうがない気がする。

姫は班の役割シートjの班長欄に自分の名前を書いた。私はその様子を羨ましげに見た。魅莱に肩をたたかれ、「しょうがないよ」と言われてしまう。

しょうがないけど、やりたかったもんはやりたかったもんなあ。でもジャンケンで負けてしまったからには違う役割を決めなきゃ。

私は他の役割を見た。生活係と保健係と食事係。どれかって言うと生活係かなあ。大変そう。で選んでるもので!

私と小夏愛(こなつあい)と一緒に生活係になった。魅莱は保健係。なんか似合ってる!


次に活動班を決める。これは女子オンリーじゃなくて男子と女子混合の班になる。

誰でもいいけど…もしいいなら、うちと同じ班になりたいな。なんて、そんな夢を見て、現実ってさ、そんなに簡単にかなわないものだよね…。

私と魅莱がうろちょろ迷ってると

「まだ、班作ってないなら、一緒に班にならない?」

と、戸田秀作(とだしゅうさく)、増田廉(ますだれん)、小原友也(おはらともや)の3人組に声をかけられた。

「どうする?」

私は魅莱に聞いた。魅莱は

「いいんじゃない?」

私はちょっと心惜しかったけれど、別にそこまでうちと同じ班になりたいと思ったわけじゃないから…。返事はオーケーした。

これで後は宿泊学習当日を待つばかり…。


でも、やっぱり気になる。君のこと。






昨日投稿した   自分の翼 1「出会い」~始まり~ 蒼side   を一部変更しました。


いや…、載せるの忘れてたものがありして…申し訳ないです。


そして文章力がない割に小説を書いてる私を大目に見てください 汗


これからは頑張って更新していこうと思うので、私ペース&読みにくいでしょうがお付き合いよろしくお願いします!


ついでに言っちゃいますけど、「蒼side」とか書いてますけど、ほかの人の視点で描くのかまだ決めていません 汗


まだ手探りで小説を書いてるもので…


また変更点などあればお知らせします。





念のためにリンク貼っておきます↓↓↓



はじめに(小説関係なし!)


自分の翼「言葉」


自分の翼「どうだったのか」


自分の翼 1「出会い」~始まり~ 蒼side


自分の翼 1「出会い」~一人目~ 蒼side








新しいクラスになってから少し経った。クラスには馴染めてきたけれど、新たな友達はいまだにゼロ。

早く新しい友達ほしい!新学期早々予感がしていたのになんでだろ…。

「席についてー」

先生が声をかける。そう!今日は待ちに待った席替えの日!

ざわざわとしながらみんなが席に着く。

「クジでするから男子は右、女子は左の袋から1枚紙をとってください。黒板に数字書いていきます。」

女子の袋から1枚紙を取り出す。席に戻って開いてみてみると“赤の9”だ。

黒板に書いてあるのと確認すると…ええと…え、ど真ん中…。

まあ…今までは一番前だったしマシだよね。

「じゃあ、席変わって」

先生の合図で私たちは自分の机を持ち上げ移動する。とにかく人が多いものだから、混雑しまくり…。でも、私は後ろの後ろに行くだけだから近くてよかった。

前から3人目のところに机を置く。席について他の人が移動し終わるのを待っていた。


隣の男子は…まだ顔と名前が一致しない人か…。川井?島田?わかんない。後ろの女の子…

「葛西さんだよね?班一緒だよね!よろしく」

「え、ええと…滝沢さんよろしくね」

最初ちょっと戸惑いながら返事をしてくれた。その様子が可愛らしくて少し笑ってしまった。

「蒼でいいよ。」

「えっとじゃあ、魅莱でいいよ」

後ろの席の子は葛西魅莱(かさいみらい)。顔は普通の子だけど、雰囲気がどことなく可愛らしい女の子。気になってたけど話しかけれなかった子。今日話しかけれてよかった。

「友達になってください。」

勢いで言ってしまった私はちょっとだけ後悔した。もうすごく小さい子じゃないんだからふつう聞かないよね。魅莱はキョトンとしてから少し笑って

「蒼は面白いね。いいよ。これから友達。」

と言ってくれた。新しい友達の魅莱。ちょっとほんわかしていて、天然な魅莱。

打ち解けるのに時間はかからなかった。