この世界に花束を -2ページ目

 

昨夜は十五夜、中秋の名月

 

 

 

帰宅時に見えていてお月さま

 

その後、雲に隠れて見えなくなってしまいました

 

 

 

なかなか暗い場所がなく、写すとどうしても周囲の灯りをひろってしまう

 

 

 

いまだに蒸し暑い日も続いていますが、

それでも朝夕涼しい日が増えてきて、

風がとても心地よく

空は澄んでどこまでも青い

秋を感じる日が増えてきました

(いえもう9月も終わりなのですけれど)

 

 

季節の変わり目は、

終わる季節を想い、

変わる季節を肌で感じ、

切ない心持ちになります

 

 

二度と同じ時はなく

二度と同じこの景色はない、

当たり前のそのことに

いつもは忙しさや過ごす時に紛れてしまうそのことに、

五感で気づいてしまうからかもしれません

 

 

どんな時も

どんな景色も

どんな瞬間も

 

静かに想えばどれも美しく

かけがえがなく

二度と同じ瞬間は無いからなおさらに

切なくて、大事で、愛おしい

 

 

けれど毎瞬そんなふうに感じていては

いろいろ日常に支障をきたすので(笑)

 

 

こんなふうに時々、

ふとした時に、

夜風にひやりとした秋の空気を感じた時に、

何気なく立ち止まった時に、

感じて思い出すのかもしれません

 

 

 


 

 

積み重なった瞬間瞬間、

そのどれもすべてがかけがえのない瞬間で

 

だけど、なかなか、大切にできないから

 

 

 

こんなふうに、気づけた時だけでも

静かな心もちになれた時だけでも

 

 

 

 

 

かけがえのない、この世界へ

 

かけがえのない、大切な、大切なすべてに

 

 

 

 

 

 

月がきれいですね

 

月が、きれいですね

 

 

 

 

 

 

月は、ずっと、きれいでしたよ