その11
不用意にお金をジャラジャラさせるな
<ソロモンの訓え 11>
財産家は不用意にお金をジャラジャラさせてはいけない。相手に余分な嫉妬心を抱かせてしまう。
●人間の嫉妬心ほど恐ろしいものはない。
お金はなくてもあるフリをしなければならない。
快楽原則によって、人はお金に困っている人を見ると、なるべく距離を置きたがるからだ。
逆にお金があっても、ないフリをしなければならない。
あまりお金をジャラジャラさせると、相手に余分な敵愾心を抱かせてしまうからだ。
時々お金の力に任せて超豪邸を建てて、テレビ等で見せびらかす人がいるが、私に言わせれば愚の骨頂だ。
「私はお金持ちです。どうぞ皆さん嫉妬して下さい…」
といっているようなものだ。
また、犯罪にも巻き込まれやすい。
ひとくちに嫉妬心といっても、これがなかなか厄介なしろものなのだ。
ビジネスマン、経営者なら失脚の要因にもなりかねない。
<教訓>
「知恵者は財産の有無にかかわらず平然を装う。愚者は感情のむくままにそれを出す」
人生開き直って生きましょう(オリジナル)!