19歳・体操女子エースの喫煙疑惑報道。五輪出場の行方は?

 体操・パリ五輪代表エースの宮田笙子に喫煙疑惑、遠征先ホテルの部屋に映り込んだ“常習性

 

7/19週刊女性PRIME

7月26日に開幕するパリ五輪を目前に控えた、体操女子日本代表チームに激震が走っている。代表チームの主将として活躍が期待され、事前合宿先のモナコに滞在していた宮田笙子(19、順天堂大学)が、ここにきてチームを離脱するというのだ。理由は代表行動規範の違反、それも法律で禁止されている「20歳未満による喫煙」疑惑だ。  現在、日本体操協会は宮田を帰国させるとともに調査を続け、JOC(日本オリンピック委員会)との協議の上で対応、処分を決定する方針。7月19日の午後にも緊急会見を開く予定だが、喫煙が事実であれば代表資格の剥奪、選手としての未来も危ぶまれる事態になり得る。  2024年4月と5月に全日本選手権、NHK杯をそれぞれ制し、全員が10代の代表チームを牽引する存在だった宮田。パリ五輪で好結果を残して、9月21日には晴れて20歳を迎える、喫煙を咎められない年齢になるはずだったが、はたして一時の過ちだったのか、それとも“常習犯”だったのか。  そんな“常習性”の疑惑を抱かせるような画像が、19歳の誕生日を迎えた2023年9月21日に、彼女のインスタグラムに投稿されていた。  ベルギー・アントワープにて開催された『世界体操競技選手権2023』。当然ながら代表選手として参加した宮田が、誕生日を過ごしたのが合宿先のオランダ・ヘーレンフェーン。

 

ベッド横に置かれていたもの

 インスタグラムにはケーキを手に笑顔を見せる、代表チームのウェアを着ておどける姿があるのだが、気になったのが宿泊先であろうホテルの一室内でベッドに座ってポーズを決める1枚の画像。  背後のサイドテーブルの横に置かれていたのはミント系ガムのボトル。一般的に仕事や勉強の合間の息抜きとして重宝されるガムは、スポーツ選手にとっても集中力を高めるアイテムとして重宝されている。  それだけにアスリートである彼女が所持することに何ら違和感はないのだが、一方で、特にミント系は“口臭ケア”用品として、エチケットやマナーを遵守する喫煙者が愛用する側面もある。もちろん、当時の宮田がすでに喫煙していたというわけではないが……。  それでも会見で喫煙が事実とされた場合、彼女が懸命に積み上げてきた功績を上回るインパクトだけに、帰国した際には“常習性”も含めて“罪”に問われそうだ。