今回太陽熱温水器の修理を久しぶりに行います。
7年ほど前に貯湯タンクのピンホールによる漏水でタンクを交換しています。

最近、集熱時に運転する循環ポンプの稼動音が大きくなりました。
温水器のメーカーはすでに製造中止でポンプを含む部品は供給行っていません。
色々調べてポンプの製造メーカーへ分けて貰うよう交渉しました。

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温水器の仕様書では給湯ポンプと今回の循環ポンプは容量/能力の異なる物になっています。
実際は同じものが取り付いていました。


画像は新品のポンプのラベル部分に仕様が書かれています。
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同メーカーもすでに製造中止しており規格の近いポンプを紹介して貰いました。
但し以下の点が異なるので変更(手直し/改造)が必要です。
1.出口方向が違う
2.サイズが異なる(取り付け金具が異なる)

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1.に関しては保証外になる事を承知の上で手直し
ポンプ部分のねじを外して軸方向で60度回して組み直します。
これで旧品と吐出方向が同じになります。

2.は新品用の金具を切断加工にて対応
うまく出来てなく写真は有りませんがギリギリで取り付きました。
ただ接続部分の継手ホースに無理がかかっています。


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左が新品(手直し加工品)右が旧品です。
(写真は取り付け金具加工前の状態)


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復旧状態です。
現在は曇った日でもそこそこ熱い湯が出てきて満足しています。