キューリ
王道の栽培はネットを張って親づるを背丈まで
伸ばしながら子づるを伸ばして葉っぱ2枚で摘心
その子づるから出る孫づるからも収穫していく
支柱に親づる子づる孫づるはネットに
でも、ネットが当たってキズが入るキューリも
出来るなら量が減っても良いから
味や見た目にこだわった栽培に切り替えよう
親づる1本仕立て
ネットを取りのぞいて支柱にくくらないで
支柱と支柱の間にひもを垂らして
誘引クリップ
支柱にも当たらないしネットにも当たらない
キューリを収穫したら葉を切り落としながら
どんどん下げていく事で親づるを摘心しない
栽培途中に何にも当たらないので
綺麗な真っ直ぐなキューリが収穫出来る
このキューリに栄養を送っているのは
キューリがついている所の葉っぱ1枚からなので
キューリを収穫したらその葉は要らない
キューリを取ると同時に葉も落とす
そうする事で上にどんどん綺麗な葉に変えていける
古い葉が残らないので病気の葉も出来ない
常にこの状態をキープ出来るので管理もラク
この栽培方法でも毎日5本〜8本の収穫
トマトも吊る下ろし栽培に変更した
収穫したら下ろしていく
とことん品質に拘った夏野菜
見た目も綺麗
味も最高
トウモロコシ
去年の栽培から分かった反省点を修正する
去年の初期生育
トウモロコシを育てた事がある人なら
この初期生育を見ればどんなトウモロコシが
育つのかがこの段階で分かるだろう
茎も細くて側枝も出て無いのもある
やっぱり小ぶりだった
実もしっかり詰まっていて甘いので
失敗とは言わないけど
もっと品質を上げる改善点があるはずだ
それを踏まえて今年もチャレンジ
直播きの方が生育が良いと言われるトウモロコシ
他家受粉のトウモロコシだからこそ
花粉の飛ぶタイミングを揃えたいので
今年もセルトレイで苗を作った
やっぱり苗の段階ではどうしても茎が細い
C4植物のトウモロコシだからこそ出来るはず
定植後から直播きに負けない初期生育を目指す
通常は追肥のタイミングは穂が出てからと
1番ナリが付いてからの2回
クリーニングクロップと言われ
土の中の物を全て吸い尽くすC4植物のトウモロコシ
去年の失敗は追肥のタイミングと酸素不足だと思う
今回は少し早いこの段階で1回目の追肥をする
オール14の高度化成肥料をマルチの外に
スジ撒きしてトラクターで浅く中耕する
一雨きたらグンっときた
去年とは明らかに違う
そして2回目の追肥タイミングは
この穂が出そうな今だ!
同じようにオール14を撒いて
トラクターで中耕する。
苗の段階では細かった茎も極太な茎へ
初期生育のリカバリー大成功だ
側枝が去年の茎の太さぐらいで
茎は去年の太さの2倍以上の太さ
この段階でどんなトウモロコシになるか決まる
嬉しい事に?
本職のプロの農家の人が来て
直播きか?苗からか?
元肥は?肥料は何を使ってる?
何をしたらこんなに育ったの?
根掘り葉掘り聞いてきた
昼と夜の気温
天気予報で雨の降るタイミング
それに合わせて追肥のタイミングを決めて
根に空気を送っただけだよ〜
あとは実が付いたらカリは抑えて
チッソ14リン酸8カリ8の肥料を最後の3回目の
追肥をする
トウモロコシは成長途中に肥料切れを起こしてしまうと
次の成長ステップに移行してしまう
少し早めの追肥と通常2回の追肥を3回にして
確実に肥料を切らさない事
ツル物の
小玉スイカ、メロン、マクワウリ、カボチャ
去年は地這い栽培だったけど
今年は空中栽培をしていく
クイに角材を打ち込んで柱を立てて合掌造り
ネットを張り地面を這わせない事で
病気にかかりにくく、綺麗な物を収穫出来る
親づるを5枚で摘心
4本の子づるを伸ばし子づる7枚目までの
脇芽も実も取り除き8枚目から実を付けさせる
今年のカボチャは小玉じゃなく
大きくなるカボチャなので
カボチャだけは地這えで育てる
カボチャのツルはフキみたく中が空洞
無理に空中栽培するよりもライ麦を敷いて
ライ麦マルチの上で育てて病気を防ぐ
8段目に実が付いた小玉スイカ
カボチャ
夏野菜は取っても取ってもきりがないくらい
毎日沢山取れる
プロの農家は経験や知識、色々な資材を使って
同じ品質で沢山の収量を目指す
けど家庭菜園においては収量が多いより
美味しい物を長い期間食べれる方が良いんじゃね?
一気に沢山実を付けて木を疲れさせるより
木を丈夫に栄養を行き渡らせて収穫期間を長く
今年は全ての野菜を
最高に美味くて最高に綺麗な
量より質のクオリティーに作る