東日本大震災から今年で6年が経ちました。

今年は3月10日にFMいわきで『キムラジオ』の生放送があり
3月11日は仙台Cafe de Lucilleでソロワンマンを行いました。

ラジオでお話した通り
毎月FMいわきのスタジオに入る時に乗る
スーパーひたち号では泉駅辺りから仮設住宅が見えるのです。

避難している福島県民は約80,000人。
復興は進んでいて避難区域も解除されている地区も多い。
しかし帰ったところでまともな医療機関もないし
生活用品さえもまともに買えるとは思えないし
原発事故よりも以前の状態に整っているとは
まだまだ到底言えない環境です。

一日も早く今よりも、もっと自慢出来る福島に戻してほしい。
何よりも苦しめられた方々への支援をもっと増やしてほしい。
そう願いながらラジオの生放送を行いました。

3月11日のライヴは演奏する前に
声を高らかに叫びました。
こんな事を言うなんて本当に珍しいと自分でも思うくらいに。

「今日はそれぞれが色んな事を想う日です。
だけど今から始まる二時間は
ただひたすら俺の音楽に身をゆだねてくれ。
俺に全てを預けてくれ。俺の天使になってくれ。」

(なんか字面で見るとカッコつけ過ぎてダサいっすね~)

その場ではとても高揚していたので
言った言葉が正確ではないかもしれないけど
そんなような事を言ったんです。

「これからの二時間は何も考えずひたすら楽しもう!」
で済むところが高揚して言葉が増えてるんでしょうね。

ライヴ本編ではほとんどしゃべらず
アッパーな曲でもメロウな曲でも気持ちをぶつけました。
来てくれた皆さんそれぞれが感情をさらけ出してくれて
最高のステージが出来ました。
私の想いが伝わったんだと心の底から感じましたよ。

普段とは明らかに違う色んな感情(怒りや悔しさ)が巡ってきて
いつものような穏やかな感じとは違ったライヴだった気がする。
終わった後の身体はとても安堵感があったけれど
今思うと伝えるべき自分が一番邪念が多かったのではないかと
数日経ってから感じたわけで。
自分、まだまだです。

3月11日に仙台でライヴが出来た事、
ご来場くださった皆さんに改めて感謝したいです。

私は沢山の方に何かを伝える事が出来る
というありがたい立場にあります。
これからも地元の素晴らしさを伝えていきたいと
改めて心に誓いました。

これからも一本でも多く地元でライヴがしたいですね。
もちろんラジオDJも!踊るDJも!

これからも福島県を東北をよろしくお願いします。


今月はKISS THE WoRLDもあるし
スタンディングのソロワンマンもあるね。
ひたすら一緒に楽しみたいです。


んじゃ、まったね~