いやいや、ホントに。
胃がキリキリしてた数日間が終わりました

それは去年の12月、
Ra:INのライヴのリハーサル終りで
メンバーさんと飲んでいた時にかかってきた
一本の電話から始まった。

着信履歴はヒダカトオル。
先週リリースになったベストアルバムが
オリコン3位という言わずと知れた大人気バンド
"BEAT CRUSADERS"のヴォーカルのヒダカだ。

「セイジさん、お久しぶりです。
 あのぅ突然なんですがドラマに出てくれませんか?
 今度出すビークルのライヴDVDの中に
 フィクションのドラマが入るんですが
 それに出演してください」

媒体に出る時はお面姿という
徹底したエンターテナーっぷりを発揮しているビークル。
当然少々お笑いの要素が詰まったドラマの中の
"通行人A"とかの役だと思い
「いいよ~~」
って軽~く返事したよ、そりゃ。

2009年になってしばらくして
制作会社からメールで台本が送られてきた。
そのファイルを開いてアタクシ
腰を抜かしそうになりました。

主役は当然ヒダカを筆頭にビークルのメンバー、
ヒロイン役に綺麗どころ二人、
そんでその次に重要な役どころで
アタクシの名前がババ~んっと入っているのだよ。
しかもおふざけはほとんどナシというドラマになってまして
セリフも山盛り満載。

アタクシの役はレコード会社取締役社長、
しかも、もう完全に、か~~~んぺきに悪役
こんな最低なヤツいんのかよっってくらい
まぁ~ヒドい男の役ですわ。

shacho

基本スーツ姿でさ
まぁこんな感じ。
設定は47歳だそうっす。

聞いてないよ~~っこんなにセリフがあるなんて
でも「やる」って言っちゃったからさ
今さら台本読んで辞めますって訳にもいかず
マジでやらせて頂きました。

アタクシの撮影は二日間拘束で
チョ~本格的な現場でしたよ。
怒鳴るシーンもありぃ~の
暴力シーンもありぃ~ので
隠れドSとしては意外にやりやすい役でした。
うふっ

だいぶビークルメンバー、スタッフさんにはホメられましたが
かなりの大根役者っぷりを発揮していると思います。
最初に撮影したシーンの一発目の演技チェックで
すでに帰りたかったもん。

グズグズなライヴMCとか知ってる皆さんは
あまりにマジでやってる姿に笑うと思うっス。
罵声するシーンでは本気で恐い顔してるらしいっス
おとといと昨日と深夜まで続いた撮影は
気合入りまくりで音楽やってる時の数十倍疲れました。
すげぇな~役者って。

発売は6月予定です。
ミニドラマどころかトータル40分くらいの
大真面目な作品になるみたい。
マジで真剣にやってますんで観てくれぃ。
普段と180度違うキャラなんで
イメージ崩れるって思う方もいると思いますが
あくまでも演技っスから。
やるときゃいつでも本気だぜ。
中途半端が一番よくね~からよ。

しかしアタクシの2009年オモロすぎ。

with hidaka

んじゃ、まったね~