おち | 俺が管理会社だからって、何でも解決できる訳じゃない

俺が管理会社だからって、何でも解決できる訳じゃない

マンションの管理会社に勤める俺の日々のお仕事の記録。
日本一自己主張の激しい大阪人を相手に、自称大阪人の俺が悪戦苦闘×××
部屋の数だけドラマがある・・・って、勝手に思ってる俺と、入居者様方との対決?日記!

「シー○は、空から降ってきたんだ!!」





妄想が止まらない俺。





その妄想を打ち破る電話、ラストナンバー『1234』!





前にも書いたが、そう警察さんである。





「すみません。☐☐警察のもんですが、○○マンションを管理されてる会社さんですか?」





「そうですが、どういったご用件でしょうか?」





○○マンションって・・・人が降ってきた事件確定でしょう!





分かってはいたが、しらじらしく、わざと聞き返す。





「Sさんという方なんですが、そちらのマンションにお住まいでしょうか?」





「いえねぇ、そのSさんが、こちらのマンションで2階のベランダに上から落ちたって、救急車呼び出されまして・・・」





ふむふむ(-"-;Aここまでは、先ほどの電話で察しが付く。





「運よく、落ちたベランダの隣の方がご在宅でして、それでベランダ越しにSさんを救助したまでは良かったんですが・・・」




ナルホド、なるほど・・・





「そちらのマンションに住んでいるという事以外、号室も身分証もなにも、見せてもらえないどころか、教えてすら頂けなくて・・・」





「Sさんは、ご無事なんですか!?お体のほうは!?」





「ご自分で救急車呼ばれるぐらいですから、命に別条はありませんよ。」





「ただ、お話されることがめちゃくちゃで、どうしたものだか・・・ご家族とかに連絡したいんですがねぇ・・・」





「かしこまりました!暫くお待ち頂けますか!」





Sさん、Sさん、Sさんと・・・(-"-;A・・・見当たらない・・・





再度、確認するも、何度確認しても、Sさんという文字は見当たらない×××





「すみません、警察さん。Sさんとおっしゃる方は、入居されていませんねぇ・・・」





「やはり、そうでしたか!言動がどうもおかしいとは思ってたんですよ!」








「泥棒・・・ですか?」





少し前から湧き上がってきた疑問を思いきって投げかける。





「ええ、おそらく、そう考えて間違いないでしょうね。」





「ただ、侵入する前に、ベランダから落ちたみたいで(`∀´)」





そう言って、警察さんは謝辞を述べると、勢いよく電話を切る。







・・・つまり、そういう事なのだ!






春の陽気な昼下がり。




「ドロボウ日和」と元気よく○○マンションの3階部分から、2階に侵入しようとしたドロボウ未遂のSさん。




運悪く手を滑らせ、転落。




背中を強打したSさんは、生命の危機を感じたのか、「119」をコールし救急車の出動要請をする。




事態が事態だけに、警察までも出動。




ベランダという密閉空間から保護されたSさんだが、まさか警察までくるなんて(x_x;)想像だにしなかっただろう。




まるでマンガのような展開。




事件は早期発見、早期解決・・・って、Sさん、何やってんすか!?





見たことも、会ったこともないケド!!