どこの誰だか知らないけれど業者は大好き「現金客」 | 不動産投資の清陽通商・社長日記~大阪・関西の収益物件はお任せ!

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大阪・淀屋橋駅前で一棟売収益物件や事業用不動産の売買仲介を行う
不動産投資の清陽通商株式会社・代表取締役の栗本唯が不動産業界について語るブログです。

買付を貰った案件が全部成約出来ていれば今頃大金持ちになってたって話を昨日書きました。

買付⇒成約に至らない理由の多くは買主側の事情によるものですが、なかには売主事情というかわがままで成約にならないケースが少なくありません。

成約にならない理由のほとんどが「価格」です。

きつい指値をしたら通らなかった、これはよくある話です。
売主は少しでも高く売りたいですが、買主は少しでも安く買いたい訳ですから当然ながら利害関係は一致しません。

それを間に立って調整するのが我々仲介会社の仕事です。
あまりやり過ぎりると仲介手数料を削られたりすることもあるので、仲介会社も無茶は出来ません。
仲介会社は常に手数料満額を目指しますので。

やっとの思いで、価格交渉が決着、買主の融資もOKになり、さあ契約だ!となった時に色々と横やりが入ります。

「すいません、占い師が今年に売ったらダメと言いまして・・」
占い師は全国の不動産会社共通の敵です。
今までに何度も「占い師の反対」で契約流れました。
ただ、本当に占い師が反対したかどうかは不明で、占い師が反対して流れた契約は、きつい指値をしている時が多いので、結局はお金なんだと思います。

「親戚が反対して・・」
郊外や地方のご年配の売主さんに多いのがこのパターン。
不動産を売るとなれば、「不動産に詳しい親戚」のおっちゃんとかが出て来ます。
「バブルのころ不動産屋が2億円で買いに来た。騙されているんじゃないのか?」
今はどれだけ鉛筆なめても5000万以上にはならないんですけど・・
分け前にあずかろうと親戚がゾロゾロ出てきたら商談は決裂しちゃうケースが多いですよね。
欲に眩んだ人間の顔って独特ですよね

業者売主の場合に多いのが「現金の客が来たから」と買い上がるケース。
業者売主といっても収益不動産の取引に精通しているところじゃなく、郊外年輩建売屋系の人とかに多いです。
契約直前に「現金の客が来た」って言いだし、3週間後に現金客なのになぜか「ローンがつかなかった」という理由で商談解除。
で、もう一度買主さんに打診してくださいと言われてもねえ・・
買主も契約直前に買い上がられて当然怒っているので「あと300万安くしたら買ってやる」と言うわ、それを言ったら売主逆切れで交渉決裂!

現金客
(久しぶりの登場、難波橋のライオンさんも現金客は見たこと無いらしいです)

あちこちに出没する「現金客」
2億円の物件なのに満額で買いに来る「現金客」
どこにいるのだ「現金客」
うちにはどうしていないのだ「現金客」
一度見てみたいぞ「現金客」
そんな都合の良い人がたくさんいればうちも大金持ちです。
億単位の物件を、満額で、業者の言いなりの条件で買う「現金客」の皆さま、是非当社にお越しください!大歓迎します!!


もう少し上手な嘘つけよ・・・




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