若かりし頃も、『バンドやってるんだー、へぇー!』なんて話になった時は、まず必ず『ギターでしょ?』って言われました。
NOと答えれば、『あ、じゃあヴォーカルなんだぁ!』と、声質(ハスキー)で誤解され、そこからドラム→ベースと間違いは重ねられ……。で、『えー、あと何かあったっけ?』で終了。
仕方なく自分から『キーボード』と答えると、たいがいオーバーリアクションが驚嘆の声と共に返ってきます(笑)。
確かにギタリストになりたかったです。だってカッコいいもの。
ヴォーカリストにもなりたかったです。だってモテるもの。
でもギターはあまり上達しなかったし、ヴォーカリストになれるほどのルックスも備えてなかったので、昔ピアノやってたって理由でキーボードに逃げました。
ついこの前も、共演した某女性ヴォーカリストから、『キーボードの前に座ってるのが似合わないルックス』と言われたばかりです。
まぁいいじゃないですか、こういうのがたまにはいても。
