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SFオタクにはたまらない仮説があります。
死んだら自分の意識は消えるのでしょうか
2020年にブラックホールの証明でノーベル物理学賞を取ったロジャー・ペンローズは、スチュワート・ハメロフと量子脳科学という仮説を立てました。
科学者に信用されない眉唾なトンデモ話と言われていました。
それは意識が原子より細かい量子レベルで脳の神経細胞内の微小管に発生していると言うものです。(正確には宇宙からの素粒子が脳の微小管に量子重ね合わせして意識が作られるらしいです。)
そしてその人が死ぬと体を出て宇宙に戻り、また体があれば脳に戻って転生するというのです。
そのためにネズミに脳の微小管だけを保護する薬を使うと、麻酔を使っても意識を失うのが遅いそうです。
ただのオカルト仮説じゃなかったの?
2024年になってこれを実証する事実がでてきて少し現実性を帯びてきました。神経のミエリン鞘からわずかな光の粒子が出ているのが分かりました。光の粒子が意識であれば、神経の電気伝達よりスピードがあるので、ぱっと脳全体に意識が広がる辻褄があいます。
また量子重ね合わせの存在する証明として、光合成や細菌についての仮説も上がっています。量子重ね合わせがあれば、光合成、細胞内酵素が反応するスピード、鳥の方向を感知する能力の辻褄が合うのです。
意識の証明の決定打にはなりませんが。
もしいつか死んでも無にならないという証明ができたら、死を恐れる人は少し減りそうですね。
それは自殺を増やすのでしょうか。それとも気楽にギリギリまで諦めずに全力で生きる人を増やすのでしょうか?

