見ていただきありがとうございます。

 今回自殺に関する話なのでトラウマのある人は読まないで下さい。

 

死にたがる知人がいました。

しょっちゅう「明日には自殺するかもしれない」とほのめかし、いなくなったりする人と、関わるのは辛かったです。

生きる気になるように色々やりました。

離れたいけど、離れて死なれたら困る、変な重い責任感がたまりませんでした。

 

例によって崖っぷちから突き落とし、精神科も受診してもらいました。それから自殺したいと言わなくなりました。結婚してお子さんもいるようです。

あの頃から私は、自分の限界を感じて、カウンセラーだけにはなりたくない、なれないと思いました。

 

今も自殺未遂をしたり,自殺念慮のある人は沢山います。日本の年齢別死亡原因を検索すると、死因は自殺が一位の年代も多いです。

ガン、心臓病、糖尿病、脳血管疾患以上に、自殺が高い割合です。

まわりにも、私が引退してから自死してしまった知り合い、小学校を卒業してからリスカを始めた子、未遂から立ち直った人、まだ死にたいとつぶやいている人もいます。父兄の自殺も耳に入ることがありました。

 

自殺の周りへの影響は大きなものがあり、死んだら残される人はたまらないです。

自殺をやめてみればまた別の人生が始まることもあります。

なんとかして防げるなら防ぎたいですね。

 否定せず話を聞いて、重症なら「心配なのでお願いだから、カウンセリングを受けるか受診してくれ」と頼みまくりましょう。自殺をする人の9割は鬱などの病気です。「家族や教員などに話して良い」と許可をもらえたら一歩前進です。

市の無料相談などがあればあなた本人が対応を相談してみるという方法もあります。1人で抱え込まず、専門家に頼りましょう。

 

 お亡くなりになってしまったかたの、ご冥福をお祈りします。