茶箱はしばらく前からお家元も学校茶道で気軽にできるようにと小習いの後にお免状を持ってきてくれた。
お陰で初心者にも茶箱は教えやすくなった。
でも卯の花以外は難しい。
卯の花をしっかりした人は雪をお稽古するのがいいと思う。
大事なタイミングが卯の花と共通点が多く覚えやすいと思う。
思い切って雪のお点前を載せることにした。
写真が上手く取れておらず見苦しい点は勘弁していただきたい。
棗はお仕服にいれ、またそれを茶碗に入れて茶碗ごと長緒のお仕服に入れる。
茶杓も袋に入る、三つのお道具が袋に入るのでなんとなく夏は暑苦しい。
雪は掛け合を使う。茶箱に付属した中蓋である。これに茶杓、古袱紗、袱紗を畳んで仕舞う。
もちろん茶筅と茶巾も卯の花と同じに筒に入れておく。
以上準備である。雪は茶箱の付属の道具だけでするお点前である。
これを良くやって花、月と進まれる方がよい。
せめてお話しながらも手が動くというのが理想である。
箱を勝手付に置くと蓋を開け、右向こうと廻し小板半係りに置く。
袱紗捌いて、蓋の上を三と清めて、袱紗握りこむと掛け合を両手で膝前に降ろす。
古袱紗をいつもの位置におき、茶杓を袋ごと置くと袱紗を掛け合の窓に置く。
次に袋の茶碗を取り袋を脱がしていく。おおよそ長緒茶入れの扱いでよい。
棗の袋の扱いは、一回茶碗の中で解くと左手の上で2度目は解く。
打ち止めを人差し指と中指ではさみ後の3本の指でつがりを開いてゆくのである。
袋の扱いはなかなか難しい、先生についてよく教わらなければ判らないだろうと思う。
茶杓の袋を仕舞うと箱上げて、建水上げていまいを直す。
そこからお点前が始まる。
茶筅を出したらすぐ茶巾を絞ったままで蓋の上に出しておく。ここが卯の花と違うところである。
お客様がお茶を飲んで茶碗が帰ってくると、茶碗だけ掛け合に置き、古袱紗は右の仮座に置いておく。
お仕舞いくださいと挨拶が掛かると受けて下に置きお仕舞いいたしますと挨拶する。
またお湯を汲んで、茶筅通しを行い茶筅は筒に仕舞う。
最後に茶杓を清めたら建水下げて、箱下げて袋を上から順にとって仕舞っていく。茶杓の袋、棗のお仕服、茶碗のお仕服である。
振り出しも仕舞うと、古袱紗の上の茶杓を取り掛け合の中に入れ、古袱紗も最初のように入れておく。
鉄瓶の蓋を切ったら捌き直して箱にしまうのである。
見ていただいたとおり、茶箱のお点前では一番合理的にできているのではないかと思う。
お道具も袋があればあとは茶箱のお道具だけでできる。
私は若いとき茶箱の雪、花のお点前を飛ばして月をやった。
月が好きだったからだ。
だが生徒さんに教えるようになり、いつまでも雪と花が頭に入らなかった。
やはり覚える順番というものはあるものだと思った。




















