一客一亭とは、たった一人で亭主ーお茶を点てる人がたった一人のお客様をもてなすことをいいます。
ここでは教室が4畳半ですが、本来の小間2畳台目の茶室のつもりでお稽古しました。
今日のような寒い日は暖かいことが何よりのもてなしなので、絞り茶巾でいたしました。
お道具の位置は、一人のお客様をお相手し易いように流し点です。
建水持って入り、釜正面に座ります。流し点ではここが居まいです。
いつものよう体の真ん中に茶碗、棗と取り込み、清めていきます。
茶碗にお湯を入れて、茶筅を入れますとそのままにして、絞ったままの茶巾を畳みます。
茶碗のお湯を捨てたら、茶巾を人差し指と中指で挟んで取ります。
生徒さんはサウスポーなんです。如何しても左のほうが上手く立つというので左で点ててもらっています。
ここまで来るのも大変な努力です。
茶碗を寝かして点ててもいいんです。
茶を点てて出すと正客からご自服でと挨拶があります。
右に移動して膝前に茶碗取り込み、ご相伴いたしますと一礼して亭主もお茶を頂きます。
ここで、亭主は自分の飲んだ茶碗を清めると、正客にお白湯でもいかがですかと勧めます。
2度目はたっぷり汲んで、飲む分だけ茶碗に入れ、残り釜に返します。
お茶と同じように挨拶して、白湯を頂きます。
お仕舞の挨拶で終ります。白湯を何時上げるか、お茶何杯飲めるかというのは決まりがありません。
親しい友達と心行くまでお茶を楽しもうというのが一客一亭のお点前ですから、厳冬は部屋を暖かくしてゆっくりしてもらうのが心得です。
有名な一客一亭の茶会
利休が徳川家康としたものである。それは利休さんが切腹をさせられる少し前で、利休さんの最後の茶会になった。詳しいことは伝わっていない。だが、この茶会は歴史手には利休さんの運命を決めた茶会であるという人もいる。私の見解では、このときの半東、水屋の手伝いはいつもと違い妻の宗恩さんにも手伝わせない内密の茶会であったと思う。まさに一期一会の茶会であったのだ。当時は誰もがその内容を知りたがったようだ。ただ、私が思うに、二人には平和への熱き思いは共通していたといえるのではないかと想像される。







































