今日から三日は、お休みになった。

本当なら今時汗だくで引越しをしているところだった。

でも、助かった。

華展以来お休みなく動いてきたから、この三日のお休みはありがたい。

休みなのに、やはり教室に行ってしまう。

引越しは中止でやらないわけではないから、いろいろ段取りを考えに行ってしまう。

休みなのだから道は掃かなくとも良いと思うが奇麗に掃いてしまう。

何しろ急なお休みで予定がないのがいけない。

教室に来るとやることはたくさんあるのだ。

7月から茶箱のお稽古に入るので、茶箱を出す。

塗りのほうを良く乾拭きする。

茶箱の付属のものも出してみる。

茶箱は利休好みの茶箱である。


茶道体験教室 パート3 生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。


箱の左にあるものを掛け合という。

中蓋である。普通のと違うのは端に茶筅の先が出るように丸い穴が空いてるということだ。


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お盆もお点前によっては必要である。

だいたい箱が載ればよいのである。

茶道具では卯の花に山道盆を使い、花のお点前に花型盆を使う。

私は事足ればよいと思う。

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振り出しという。

振ってお菓子を出すから振出である。

お菓子は金平糖が一般的、まれに甘納豆なども入れる。

何しろ野点の携帯用のお菓子器なのである。

倒れても零れないように蓋が付いている。

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茶巾筒である。名前のごとく茶巾を入れておく。

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茶筅筒でなかなかお稽古の茶筅はは入れづらいが、節の細いものを選べば普通の茶筅でも入る。

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茶碗はいつものより少し小振りのものが扱いやすく、箱に入れやすいのである。

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茶碗に古袱紗を敷いて棗を入れる。

小振りの平棗が良いが、卯の花は小棗でも中棗でもよい。

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それぞれにお道具を入れた。

茶杓は私の子供用に作った茶杓である。

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箱に納まったところである。
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袱紗を捌いて、草に畳み茶碗の上に置く。

茶箱では袱紗を腰に付けることはない。

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お盆に載せて蓋をすれば準備は出来上がりである。

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卯の花のお点前では掛け合は使わない。

卯の花は夏のお点前として玄々斎お家元が考えられた。

夏のお点前が最後まで決まらなかったと言う。

裏千家の庭に咲く卯の花を見て、このお点前を考えられたと言う。

全て余分なものは取り去った、サッパリしたお点前が出来上がったのである。

それでこのお点前を卯の花としたと言う。


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茶箱の卯の花は茶箱の基本である。

運びの薄茶に当たるものである。

これをしっかり身に付けると後のものがスムースに行く。

私も今年は卯の花を中心に教えようと思う。

今年はお家元の言葉でも基本をしっかりと言われた。