今日は二組の親子の生徒さんが花月に参加してくれた。
最初はまず復習を兼ねて濃茶付き花月をした。
流石上級クラス、スラスラと淀みなくいく。
それではと言うのでいよいよ茶通箱付き花月をすることになった。
いやこれは難しい。それ以上に長いので生徒さんも疲れたようだ。
相伝物なので順番は書けないが、何しろ2種類のお濃茶を出すのである。
そのお道具の多さで複雑になっているのである。
2箇所ほど家内と私の教えていることに違いがあるのを発見。
困ったことになった。
茶碗の汚れを取るのに先に回すか後に回すかなのであるが、私ははっきり後に回すと教えている。
まあ、どちらにせよお茶碗をより奇麗にすることに変わりはないのである。
今日来たお子さんの一人が中学に合格した。
今日はそのお祝いで、差し上げた兜の5月のお茶碗をお稽古に使わせてもらった。
中々お薄は立て易く。
お濃茶も練り易かったみたいだ。
今日は家族的な和やかな雰囲気であった。
私もだいぶ長く茶道を教えているが親子でお稽古してくれると言うのは珍しいし、嬉しいことである。