私は目眩の為に一月に一度は薬を貰いに病院に行く。
行くのは東京女子医大である。
写真の建物は昭和の始めに建てられた。
今でも立派に使っている。
銅像は創始者の吉岡弥生先生である。
銅像の前には生徒達が寛げるスペースと学生食堂がある。
私も安いので時々お世話になる。
意外と美味しいのである。
真ん中には噴水があり池がある。
昔はたくさん鯉が居たのだが、みんな鯉ヘルペスに罹り一匹だけ生き残った。
私は良くその生き残った鯉に会いに行く。
何とも元気で可愛い鯉なのである。
今日は待ち時間が速く過ぎた。
目をつぶって真台子を2回お稽古したら1時間半はあっという間に過ぎた。
気がついたら先生が呼んでくれた。
予約の時間より早いが空いていたので呼んでくれたようだ。
体がふらついて階段から落ちたといったら驚いていた。
まだ薬は止められないという。
困ったものだと思う。
目眩が始まってから7年近く経つ。
酷いときは後ろにバタンバタンと倒れるほどの目眩であった。
今は予防薬のお陰で無事お稽古も出来、入院しないですんでいる。
これも病院に通っているお陰です。
悪いところがあったら良心的な病院に行きましょう。
軽いうちなら通院で治る場合が殆どです。