精〇で誤嚥性肺炎! | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

ぬーん!

大変な事が起きましたぜ!精〇が肺に入って誤嚥性肺炎ですって!

 

今年の芥川賞受賞作品、ハンチバックの主人公の井沢釈華の話です。

 

 

私は前世人格エミリーが成仏してからは小説はほとんど読まなくなりましたが、ハンチバックはキンドルで買って読みました。

主人公の釈華が遺伝性筋疾患のミオチュブラーミオパチーを患っていて、その為気管切開で就寝時は人工呼吸器を装着。職業柄人工呼吸器は毎日見ているので、作者の市川沙央さんが人工呼吸器をどう表現するのかが気になったと言うのがまず一つ。そして重度障碍者が主人公の小説は、大変珍しいと言うのもあります。

人工呼吸器。でもこれは自宅用ではなく病院用ですね。

 

ハンチバック(せむし)だけなら、「ノートルダムのせむし男」がありますが、あの小説はせむし男を主人公にしている訳ではないのでは?それに釈華はせむしではありません。

 

 

R18のエロ記事執筆などもしている釈華は、両親も他界したので、女性用風俗のセラピストでも調べようかとツイッターの裏アカウントで呟いたのを、富豪の両親が彼女の為に創ったグループホーム勤務の若い男性介護士に読まれており、彼との口淫(文字にすると凄い表現だな!)の時に気管切開をしていて嚥下が上手く行かない釈華の肺に彼の精〇が入り、誤嚥性肺炎を起こして入院した、と言う衝撃なストーリーが展開されます。

 

精〇で誤嚥性肺炎って、誰が思いつくのでせふか?凄すぎ!

一般的には誤嚥性肺炎は、嚥下能力が低下した高齢者や、口からの飲食の出来ない病気の人の経鼻経管が胃からずれて肺にあり、そこから送られて来る栄養剤や薬物などが肺に入ってかかる率が高いと思われます。

 

精〇は、尿道を通って来るしジュースや栄養剤より細菌付着率は高いと思われますが、それが肺に入って誤嚥性肺炎の原因になると言うのはやはり、気管切開をしていて嚥下が大変な重度障碍者の市川さんだから書けたものだと私は思います。

 

精〇精〇って、お前人工呼吸器の話とか出て来ないじゃんって言われるかも知れませんが、医療器材の表現って意外と難しいのではないか?と思います。

 

私は時々患者側じゃなくて、ECMOは作動中どう思っているのだろうか?とか、IABP(大動脈内バルーンポンプ)の独特な音とその世界はどう言葉で表現したら良いのか?と考える時がありますが、市川さんほど文才がないので思いつかないまま現在に至ります。

 

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