前世の言語問題 | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、こんにちは。蒲田乃セイウチです。

SAM前世療法の創始者、稲垣勝巳先生のクライアントで習ったことの全くないネパール語を催眠下で話した里沙さんに対し、私が親近感を何故持つのか、ということを今日は書かせて頂きたいと思います。

前回の記事でも触れましたが、里沙さんはご自身の意識と前世人格ラタラジューの意識を並列して持っていらしたということが一つ、そしてもう一つは里沙さんがラタラジューの言葉、つまり今生の里沙さんからしたら思い切り外国語をお話しなさったという点です。

私は、2014年6月の恵美子さんとの初セッションの時、エミリーがスウェーデン語で恵美子さんの質問に答えたのを感知しました。vissa(英語で言うsome)という単語でしたが、その単語を聞いたのでも私の口から出たわけでもなく、感じたのです。言葉で説明しにくいのですが、回答がvissaだったんです。

私は大パニックに陥りました。そのせいで、とても簡単な単語ですが、なかなか翻訳できませんでした。私の場合、催眠下の翻訳というのが難儀な作業なのです。

何でエミリーはスウェーデン語で答えたのか?里沙さんがネパール語をポロリと出したのだから、おそらく前世の言葉が脳内の翻訳機能がうまく働かないで出てしまうということがあるのではないか?と私はこのメカニズムの推測に里沙さんのケースを参考にさせて頂いています。

催眠下ではないですが、今年の始め、エミリー的には大事件を発見し、私はエミリーに「この状況どう思う?」と聞いたことがありました。エミリーは「så ska det vara」という回答をすぐによこしました。så ska det varaとは、英語に直訳するとso it will beとなります。so it would beの方が良いのかな?分からんっ!
語順は、så ska det vara
               so  will it  be
と両言語の間で多少の差があります。確かゲルマン系言語で同市が2番目に来ないのは、英語だけだったような記憶が、、、。
とにかくエミリーは、長くなる回答をコンパクトにまとめるのが上手な感じがします。変な所で生前の言語能力を発揮しているのか?でもså ska det varaって言いながら、エミリー滅茶苦茶怒ってました。うーん、
så ska det vara、「結局こうなるってことだよね」みたいな意味かも知れません。私は一生翻訳家にはなれそうもありません。

あたしゃスウェーデン語なんか使っていないのに、答えがスウェーデン語。そんでもって、エミリーの言いたいことはとてもよく分かるのですが、いまだにきちんとした和訳が見つけられない翻訳能力の低さ。

そして、
私には大きな問題があります。それは何かというと、私は里沙さんと違って、スウェーデン語が分かるのです。ですからエミリーの回答(så ska det vara)だって、私の脳内の妄想である可能性も十分ありますし、セッション中の回答vissaも、真正異言現象ではないため、科学的検証にもかけられません。

でも実は私はこの単語の使い方を間違えていて(正確に把握していなくて)、エミリーは合ってました。

しかも今年に入り、エミリーに話しかけるようになってから、二人の間の言語状況がグチャグチャです。エミリーはこちらがスウェーデン語が分かると思って、そのまま生前の言語で投げてくる(så ska det vara)。
私も面倒だから、
「エミリー、fattighjonもらってた?」
とか、当時の時代に適用されていた単語などはそのまま投げちゃいます。
お互いが,
「お前に通じれば良い」
というなぁなぁな態度なので、ますます分からなくなっていきます。

おそらく私の場合、疑問の解答は出ないのでしょう。