人間関係、本質はすごくシンプル | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

先日、youtubeでExtreme Lives Very Odd Couplesというアメリカの番組を見ました。偶然見つけたのだけど、すこぶる面白かったぜ。
youtubeでは3部に分かれているのですが、私的に一番面白かったのは、2番目の重婚カップルについて。

私のブログはyoutube入れられないので、ここでですんずれい。

この番組の主役は、アメリカ人の奥さんとその2人の旦那です。一番目の旦那との間の息子とあわせて、4人で楽しく暮らしているようです。ええ、ポリガミーって奴ですね。一妻多夫婚です。珍しいケースですね。

奥さんは両方の旦那を深く愛しているそうです。まぁそうでなければ一緒に暮らせないよな、この複雑にみえる家庭環境でさ。

で、凄いのは旦那同士も仲良し。彼ら同士でベチャッとキスしてたりする。奥さんをはさまず、旦那さんたちだけで肉体関係があるのかどうかまでは、番組内では分かりません。

この二人の旦那さんたちには家庭の外に彼女がそれぞれいて、奥さんの元カノという女性も家に遊びに来ていたり、とにかくいろんな愛人関係がゴチャゴチャいます。

番組のタイトルはVery Odd Couplesですが、人間の本来の姿に一番近いんじゃないかと思いますわねぇ。配偶者や恋人は一人だけ!同性愛など持っての外!などと勝手に人間の本質を歪曲して抑圧している我々の方がoddなんでねーの?

本来、人間の愛には、様々な形があるんじゃないかと思うがねぇ。こういう考えは異端なのかね?異端児!大変結構!

話をyoutubeの番組に戻しますが、奥さん一人で旦那が二人で彼らにも外に愛人がいて、、、ってすごく人間関係がややこしそうですが、本来どの人間関係でもすごおくシンプルなんじゃないか?と最近考察している所見であります。だから男女の愛情問題とかが起きるんだよ。

究極的に言えば、どんな人間関係でも、全部一緒なんじゃないかと。究極は、「わたし」と「わたし」しかない。だからみんな好き。
それを「私の夫」「俺の妻」「私の子供」「私の叔母」「私の上司」「私を捨てて他の女の元へ行ったむかつく男」「私の幼馴染」「私のことを影で悪く言ってるクラスメート」
と役付けをしているのは私たちであって、本当は私の旦那もクラスメートもクソもないんじゃないかしらね、本質的には。
このアメリカの一妻多夫一家は、それを具現化しているんじゃないか?とも思いました。もしくは一つの魂が3つに割れたのかな、この人たち。

人間関係の本質はシンプルなのに、勝手に配役すると、関係はややこしくなります。キャストを決めたら脚本のストーリーを決めなければならないし、役にふさわしい演技の練習もしなければなりません。その他舞台照明、大道具小道具、音響、衣装、メイク、監督挨拶、いろんな仕事が複雑に増えていきます。

演技がうまくいかないなら何度でもやり直し。声が小さい、客にお尻を向けるな、せりふはハッキリと言う、手の振りは大きく、感情がこもってない、太りすぎ、遅刻するな、ちょっと照明さん、私のシワが目立たないようにちゃんとライト当ててよね、ナベちゃん、アイドルは使わないでって言ったでしょ、などと大忙しです。

でも世の中の全てはシンプル過ぎると退屈なのよね。喜びも嫉妬も怒りも悲しみも達成感も何もない。かといって複雑すぎると何が目標だったのかも分からなくなってしまうし。

たまには「我々の原点」とは何か?を考えてみるのも良いですね。

セイウチ、今日は難しいこと言ったじゃないか桜
でも何が言いたいのかよく分からなかったかしらあせる