日本人主婦を支配する「きっちり」信仰
「時短家事」とみなさんが耳にするとき、多くの人は洗濯物を早く取り込む技や、スピード調理法など、個別..........≪続きを読む≫
主婦の家事時間平均
・日本……264分
・スウェーデン……162分
・アメリカ……144分
思ったより家事時間が長いな、スウェーデン。
スウェーデン人の家って、基本的に掃除いきわたってるし、インテリア素敵だしな。
ま、うちみたいな汚宅もありますが。
うちなんかなー、４人家族で、家の中をけっ散らかさないのはワタシだけですからねーっ（と自分では思っている）。
□1日に3回以上料理をすると答えた人の率
・日本……55.5％
・イギリス……14.7％
・スウェーデン……7.7％
・アメリカ……26.0％
・中国……23.3％
この三回以上の「以上」って何作るの？
青汁絞ってるとか？
スウェーデン７，７パーセント。
うちもそうだ。
だってみんな共働きだもん。３回って無理じゃんか。
日本の場合は、共働きでも奥さんが食事の支度を全てしている家庭が多いってことだね。
こういうのってさー、結婚したがらない女性が増える大きな要因のひとつでねーの？
スウェーデンでの家事の問題は、位置が何でも高いということですかね、チビ側の意見としては。
日本人とスウェーデン人の平均身長差は役１０センチありますから、何でもその目線で当然作られています。
２階のトイレの鏡、私の顔映んないから。
鏡の機能果たしてないから。
日本でもＩＫＥＡっていつもピーピーパーパー混んでるけど、家具を全部あすこで揃えるのって、利便性という点ではどうなんだと密かに前から思っているのです。
だってこれだけ女性の家事負担の多い日本で、ゴッド姐ちゃん仕様の家具って、更に負担にならないか？
みんながみんな、家具を買いに来ているってわけでもないのかも知れませんが。
私がこんなこと言うの変かも知れないけど、日本にいるとＩＫＥＡってあまりにも外国過ぎて、ちょっと引くっつーか。
テーマパークに見えるっつーか。
スウェーデンって、とんでもなく遠い国という印象を逆に持つっつーか。
そうはいっても、ちゃんと掃除をして、献立もあれこれ考える日本人の文化性はすばらしいじゃないか、という考え方もあります。その通りです。古来、仏教の修行に掃除や食事作りが積極的に取り入れられてきたように、日々の暮らしの仕事に深い精神性を重んじている日本の文化は胸を張っていいものだと思います。
今回の日記のタイトルには、「国際結婚のメリット」なんて釣りっぽいの書いちゃったけど、要はどちらが合うか合わないかの差だけだと思いますわ。
そうな言いながらも、私もビッチビチに日本人なんで、この「きっちり信仰」ってのは持っています。でもこの「きっちり」って、結局誰の為なのか？って言えば、実は家族の為ではなくて、自分のエゴの為なのでは？
エゴで行動されたら、旦那さんも本当の意味では嬉しくないんじゃないか？とも思ったね、あたしゃあ。
山田詠美の短編小説で、黒人米兵の恋人のために朝食を一生懸命作っていた日本人の女の子が、彼に、
「僕にも朝食の用意は出来るんだよ」
って振られるシーンがあったな、そう言えば。
私ももっとラクになろう。
そしてプランクトンになるのさっ
