昨日は日本では天使の日だったそうですが、スウェーデンでは「シナモンロールの日」だったそうです。
うーむ、だからスーパーマーケット中で、キョーレツにシナモンロールのかほりが漂っていたのか。
ほんでもって娘のアザラシは学校で、夫のオットセイは会社でそれぞれシナモンロールを振舞われたそうです。
食ってないのは、私と息子のアシカじゃん(w_-;
実はシナモンロール、週末から食べたかったのです。日曜日に思い切って焼こうかなって思ったのですが、アザラシがチョコボール(バターと砂糖とカカオとオートミールを混ぜ混ぜしてボール状にしたもの)をおやつにしたいと言ったので、子供たちにそれを作らせました。
そして次の日の日曜日、オットセイが会社から帰宅して第一声、
「シナモンロールを焼かなきゃ」
何と言う天の声!私の願いは通じたのかっ!
何でも毎週金曜日は会社でコーシータイムの時間ってのがあって、順番で社員がその時のおやつを持参することになっており、彼の名前が次回のおやつ当番リストに書かれてあったそうな。
おやつ当番ってさー、小学校か
スウェーデンではケーキやクッキー系のおやつは自分で作るのが習慣化されていますが、社員に当番化させる程定着しているとは、久々にカルチャーショックを感じましたわい。
日本の会社だったら、有り得ないと思います、そんな時間ないっての。仮にあったとしても、焼くのは結局奥さんの仕事になるんじゃないかと思いますねん。
一応私も日本の女なので、シナモンロールの材料くらい買い揃えておこうかと思ったのですが、
「自分で買いに行くから良い」
と嫌そうに拒否されました
もし私がすごおくお料理上手でマメな妻だったら、オットセイも私に全部お任せにしたかも知れません。しかし私が不精な上にレシピ通りに料理を作ることはあまりなく(読むのが面倒だから)同じ失敗を何百回と繰り返し、あまつさえ反省の色、向上の兆候が1ミクロンも見えない為、任せるのが恐いのでしょうねぇ(でしょうねぇ、ってすげー他人事)。
スウェーデンのシナモンロールは、カタツムリの殻のようなうずまき状なのですが、私が作ったら面倒だから巻きグソの形とか、ただドウを平手で叩くだけにするのが、目に見えすぎちゃって恐いのって奴なんスね。
まー、会社のコーシータイムに巻きグソのシナモンロールはねぇ、よっぽどアバンギャルドか気心の知れた人たちだけとじゃないと苦しいわな(それ位は、私にだって分かるのですよ)。
それで話が途中でちょっと脱線しましたが、オットセイがシナモンロールを焼くのは木曜日の夜らしく、それまで私の口にシナモンロールが入りません