昨日、定期購読を申し込んだELLE Mat &Vin(エル 食事とワイン)が届きました。
Elleはオサレだし、ワインなんて言われても何かおハイソ(すげー死語)だわ、って尻込みしていた雑誌ですが、年末に夫のオットセイの実家に転がっていたのを盗み読みし(何しろのぞき部屋のセイウチだから)、突発的に購読を決定!
今回の特集はイタリアンです。
スウェーデン人はイタめし大好きで、よくテレビでもイタリアやイタめし関係の番組を放映しています。
スウェーデン全体のレシピ情報で外国系料理ならほぼ9割がイタリアンなんじゃないの?というのは私の個人的な印象です。
都会系のスウェーデン人にはお寿司も人気ですが、イタめしには適わないと思うなぁ。
ところで昨夜の我が家のメニューは、ビビンバでした。
キムチはなかったけれど、日本で買ってきたコチジャンがあったので、もやしとほうれん草のナムルを作り、丼の真ん中に置いた生卵なんかも混ぜ混ぜ。
韓国の実力を改めて思い知らせたぜよ。
コチジャンを初めに考え付いた人、天才!
だけど娘はもやしのナムルをちょっと齧っただけで不味い!と文句を言い、子供達には別メニューを与えました。
ビビンバを食べたのは結局大人だけだったのですが、オットセイは何とコチジャンを残しやがった!
前に成田のホテルでビビンバ食べた時は、ビビンバ美味しいって言ってたじゃーん
実は彼、私が、
「今日はkoreansk mat(韓国料理)だよー」
と言ったのを、
「今日はnapolitansk mat(ナポリタン料理)だよー」
と聞き間違え、ちょっとガッカリしたらしい、、、。
「ナポリタン料理なんて、ずいぶん本格的だなって思ったんだよね」
だと。
大体ナポリタン料理って、何よ?スパゲッチーナポリタン?
スウェーデン人に最も愛されている外国料理がイタリアンなら、日本人に最も愛されている外国料理は、絶対的に中華か韓国でしょう。
イタめしは日本でも愛されていますが、中華や韓国を抜くことは永遠にないと思うね、あたしゃ。
イタリアンやフレンチなどはロマンチックな洗練への憧れであって、それはスウェーデンでも実は同じなんだけど、地に足ついた「味覚」だけを探求した場合、やはり地理的文化的歴史的に密接な中華や韓国の前には、フレンチやイタリアンが決して破ることの出来ない大きな厚い壁が立ちはだかっている、そんな風に考えました、セイウチは。
もちろん中には中華や韓国料理よりフレンチやイタリアンが好き!という日本人もいるでしょうし、イタめしより寿司!と金髪の眉毛にキリキリと力入れて断言するスウェーデン人もいるでしょう。
どっちしても、愛すべき外国料理っていうのがあるのは、良いもんだ