本日は、臨床家、セラピスト向けに腰部脊柱管狭窄症の評価とリハビリテーション、リスク管理について解説します。 脊椎の一つ一つの椎骨には穴が空いており、1本の管のようになっています。これを脊柱管といい、その中には脊髄とそれに続く馬尾神経が入っています。老化などの影響で椎間板や腰椎が変形・変性して、脊柱管が狭まると、その中を通っている馬尾神経が圧迫されてしまいます。圧迫されると神経の働きが乱されて、足に痛みやしびれが起こったり、動きが悪くなったりします。 脊柱管の狭窄は、加齢性の変化で、椎間板の変性や骨の変形、靱帯の緩みなどが原因になります。腰部脊柱管狭窄症は40歳以上の中高年が発症しやすいとされています。腰痛や間欠性跛行が出現して歩行に障害をきたすこともあります。そんな腰部脊柱管狭窄症にどんな評価やリハビリテーションアプローチをすればよいのか?について詳しく臨床家向けに解説します。是非最後まで御覧下さい。