「勇者たちの中学受験」を読んでの感想②
こんばんは。せいちゃんさんです。前回の「勇者たちの中学受験」勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたときAmazon(アマゾン)1,568円の感想綴りの続きです④男親が受験に関与する危うさ翼の翼、二月の勝者の島津家、本著のエピソード1と2に共通するのは「男児の受験に男親が深く関与する危うさ」ではないでしょうか・・・おそらく現在中学受験をしている子供の父親の年齢は40代から50代前半までが多いのではないかとそして、その男性に共通するのが、「昭和型の教育」いわゆる根性論と高圧的な指導による締め付けで育ってきた世代当の私もどっぷりはまってきた世代です受験ではないものの、ここら辺の歪がクローズアップされているのが、スポーツの現場どうしても感情的な指導をしてしまいがちになってしまいますさらに、他人の子供の指導では我慢できたとしても、我が子となるとその箍が外れて、感情のコントロールができないことも多々なのではないでしょうか?実際、我が家でもRぞうの5年生の頃に少し勉強を教えようとしましたが、Rぞうの教わる態度に「かちーん」となり、「二度と勉強は教えない」と言って、課題の解答プリントを破り散らしたことがありましたそれ以来、私は、社会(日本史)以外は基本Rぞうももりさんも実際の勉強を教えたりすることはありません同性親子は衝突するのが当たり前であり、それは、小学生だからではなく、大人になって同じです仕事がら、親子、肉親、親族であればあるほど、こじれた際の憎しみは強烈であり、多くは同性であることを実感していることもあります余程の卓越した父親でない限り、個人的には父親が、男の子の勉強に過度に関わるのは危険ではないかと感じています(女の子であれば全く問題ないとは思いますが・・・この場合は、逆に母親が過度に関与すると同じことが起きる可能性はありますね・・・)⑤12歳であるということを改めて考えることの大切さ前回のブログの③「期待という悪魔がもたらすもの」と少々かぶるのですが、中学受験をしているのは、若干12歳の子供であるということを改めて念頭に置く必要があるのではないかと我々大人は、現在の大人としての経験や能力を前提に子供の行動などを判断してしまうことが多いのではないかと実際、本著でも、「言われたことしかやらない」「スケジュール以外のことはやらない」「今日はここれだけ理解しないと終わらない」「今日は調子がよいからもう1時間やる」ってなぜ言えないということが記載されています実際、私もRぞうの時に、そう思ったことが何度もありましたが、これも過度に期待しすぎというものだと思います12歳の子であれば、やるべきことがきちんとできていれば、OKとしてあげないといけないのではないかと・・・自分が12歳の時、これだけの勉強をしていたのか?我慢してできていただろうか?と、今の自分ではなく、過去の自分と照らせば、自ずと答えが・・・二つ目のような勉強に前向きな発言ができる子であれば正直親が期待する以上の成績が自ずと出ているはずだと思いますし、そんなお子さんは数少ないのではないでしょうか・・・だとすると、やるべきことがきちんとできていれば、まずはOKとしてあげて、少し好きなことなどをさせてあげて、リフレッシュする環境を整えるほうが大切なのではと・・・⑥改めて思う、学校を選択できる環境の素晴らしさ本著を読んで改めて思うのは、学校を広く選択できる関東、関西は素晴らしいな・・・とご存知でもあり、本著でも少し触れられていますが、愛知県は全国屈指の「公立高校王国」私立中高一貫校は、人口の割にかなり少なく、偏差値帯も極端なことを言えば、10刻みしか選ぶことができません(日能研偏差値:60前後(東海中、滝中、南山女子)、50前後(南山男子、名古屋中、淑徳中)、45以下(その他) 特進などを除く)受験日も特定の学校以外(東海中と南山男子)は、受験日が異なるため、多く受験生が同じ学校を受けることとなります実際、日能研の合否判定結果の小冊子を見ると、愛知県の学校がもっとも志望人数が多くなっていることでもわかりますそうなってくると、公立ではなく、私立中高一貫に行かせたい、と思うと学校を選ぶということがほとんどできず、偏差値帯で必然で受験する学校が決まってしまいますつまり、本著のおおたとしまさ氏が理想と掲げるような、子供に本当にあった中学校を見つける、選択するということは現実難しいというのが実態ですその意味からすると、本著のエピソードⅢのように、子供に本当にあった学校を探すことが可能な環境は幸せといえるのかもしれません(その分、生活にかかるコストは多額に払わなければならないというデメリットはあると思いますが。。。)加えて、偏差値をみるとわかるように、学力の序列が明確であるため、どの学校に行ったか=学力、ステータス というものが世間的に染みついてしまっているという難しさは関東、関西以上なのかもしれませんあまり本著の内容に触れない範囲で感想を述べてきました現在受験をしているご家庭の親御さん、これから受験勉強を始めようと考えている親御さんは、良い意味での親としての覚悟をもって中学受験を進めるに是非一回は読んで損はない本だと思います。