おはようございます。せいちゃんさんです。

 

 

もりさんの愛知県中学受験の初戦が始まりました

 

 

先ほど、名古屋中学に送り届けをしてきて、今は星乃珈琲にてブログを書いています

 

 

我が家は兄のRぞう、そしてここまでもりさんの受験はすべて県外受験(ほとんど)でしたので、愛知県の中学の入試を学校で受験するのは本日が初めて

 

 

名古屋中は市営地下鉄名城線の砂田橋で降りて3番出口を出るとすぐそこに学校の門があるという超便利なところにある学校

 

 

これまで日能研の模試で2度ほど来ているので、まぁ慣れた学校ですね

 

 

この勝手にホーム感が日能研に通う一つの強みなのかもしれません

 

 

 

  少し驚いたこと

 

本日改めてもりさんを送り届けして少々驚いたのが、砂田橋の駅に着いたらホームに

 

 

お母さん、お父さんがびっしり

 

 

学校へ向かっても保護者控室に向かおうとする保護者の方は非常にすくなく、皆さん砂田橋の駅の方へ直行

 

 

私自身は、基本学校の保護者控室で待っていることはどの学校でもしていないので、この行動自体は不思議ではありませんが、

 

 

関西の学校はその立地や受験をしに来ているご家庭の居住地がばらけているからなのか、多くの保護者が学校で用意されている体育館などの控室で待っていることが多かったように見受けられました

 

 

愛知県で中学受験をするご家庭の大部分が各学校通学時間1時間圏内が多いことに加え、名古屋中が地下鉄でのアクセス抜群ということがこの行動につながっているのかもしれません

 

 

個人的には、保護者控室で子供の受験を待つのはかなりつらい修行のようなものであり、そわそわ感など落ち着かないことを考えると、一旦家に帰ったり、ファミレスやカフェで時間を潰すのが一番ではないかと・・・

 

 

とはいえ、これまでにあまり見ない光景だったので少し新鮮な感じでした

 

 

 

 

  名古屋中の昨年の受験結果を振り返る

 

 

 

名古屋中の昨年の入試結果を振り返りたいと思います

 

 

受験者数は1,406名(志願者数:1,444名)

 

 

今年の志願者数が1,475名なので、おそらく受験者数も微増という感じなのだと思われます

 

 

昨年の合格者数は

 

 

スカラーが212名 一般が595名 合計807名

 

 

となっており、スカラーは受験者数の上位15%に入る必要があり、合格するには57.4%以内に入ることが求められます

 

 

愛知県の受験日程の特性から、男子が受けられる学校のうち最上位校2校が来週の土日に受験を控えていることを考えると、この2校を第一志望としている子のおそらく90%近くは本日名古屋中学を受験しているはずです

(残り10%は関西や関東の上位校を受験するお子さんであり、この子達は最上位校2校がすべり止めになると考えられるため、名古屋中は受験しないと思われます)

 

 

このデータから読み取れるのは、皆さんもすでにご存じのように、名古屋中学でスカラーを取ることは来週の2校の合格の可能性をグッと引き寄せることを意味するとも言えます

(東海中は毎年400名前後の合格者数を出すことを踏まえると、自ずと導き出されることではありますね)

 

 

そのため、上位2校、とりわけ東海中を本命としているご家庭にとっては、名古屋中は単なる合格するのではなく、どのように合格するのかが重要となってくるのだと思います

 

 

とはいえ、必ずスカラーを取らないと来週2校の合格がないかと言われれば、当然そんなことはありません

 

 

 

加えて、名古屋中の受験結果には、何点以上がスカラーだったのかがわかるため、その点数との乖離を見れば、受験者の中での凡その位置づけがわかります

 

 

 

ちなみに昨年は216点(300点満点)以上がスカラーのようです

 

 

つまり、7割近く取れていれば、ある程度上位での合格をしているといえるのではないでしょうか

 

 

 

もう一つのデータとしては、合格者の平均点と最低点です

 

 

昨年は以下のとおり

 

 

合格者平均:200点  合格者最低点:167点

 

 

ここから何が読み取れるかというと、

 

 

合格者の一定層はかなり高得点で合格しているということです

 

 

合格者平均が200点ということは400番くらいがこの点数ということです

 

 

一方、スカラーと平均の差が16点しかなく、ここに35%の受験者がいるとは到底考えられませんので、スカラーのうち10%近くはかなりの高得点の層で占められており、この子達が合格者平均を押し上げているといえます

 

 

一方、合格者最低点は、点数で6割にも満たなくても合格していることを考えると、着実でとれるところで点数を取っていれば合格ができる試験ともいえます

(滝中のように、合格者最低点が7割近くの試験となると、落とせない試験といえ、受験生にとってはまさかが起きやすい試験なのではないかと思います)

 

 

 

このように名古屋中は、愛知県の男の子の大部分が受験をする学校ですので、お子さんの立ち位置がはっきりと見える試験ともいえます

 

 

 

最難関2校を目指すご家庭はどのくらいで合格できるのかを目指して、名古屋中を本命としているご家庭はできるだけ背伸びをせずにとれる問題をきちんととるということがこの入試でのポイントなのかもしれません

 

 

 

 

まぁ、こんな感じで客観的に分析はしているものの、心の中ではドキドキでいっぱいなんですけどね・・・・

 

 

とりあえず、もりさんには、

 

 

 

学校受験全滅

 

 

 

という我が家の負のスパイラルをここで脱してほしいものです・・・