「あ゙ー ヒマ・・・・」
静けさのこもる空間に響く声。
「久々の休みなのに、こんなんじゃ・・・でも、やる気でねぇんスよね。」
別の声が続くように言う。
「全くだ。だが、たまにはこんなのもいいのではないのか?」
「ギャンZも全部見終わっちゃったし・・・。みんな忙しくないしイタズラしてもおもしろくないし・・・。」
顔をつっぷしている青髪の青年がつぶやく。彼はスマイル。
「スマはそういう事しか考えてないんスか?たまには俺の手伝いもするっス」
彼はアッシュ。メンバーの中で一番の苦労人である。 スマイルは彼をチラリと睨むと、空間に体を擬態させ、
音を立てずに彼の背後に近づき、おもいっきり頬をつねる。
「いたたたたたっ!何するんスか!?やめろっス!」
「べーだ。やめるもんか アッス君がちゃんと謝ったらやめたげる。」
「俺、なんもスマに謝るような事 言ってないっス!!」
「言った!」 そう言うと、よりいっそう力をこめてつねる。
「やめんか、お前ら みっともない!」
彼はユーリ。メンバーの中の中心的存在。
その声に反応したのか、二人の視線はユーリへと向けられる。
「全くお前らは・・・。毎日毎日ケンカばっかり・・。いい加減にしたらどうだ?」
「だって しょうがないじゃん アッス君がいけないのさ・・・。」
負けじと言い返す。だが、その言葉にはアッシュは反応しなかった。
「この状況から抜け出す、最善策を考えなければ・・・。」
「ユーリってこういう日には、どうやって過ごすんスか?」
「俺は普通だったら、新曲を作ったり・・・、歌ったり、ワインを飲んだりな・・・。」
「でも、ヤル気でないのね。ワインだって切れちゃってるし。」
「なんなんスかねぇ・・・。今日に限って、みんなヤル気でないって ある意味怖くないっスか?」
「そうだねぇ・・・。昨日のアレが原因なのかもしれないねぇ・・・。」
「あぁ」 「あー、そういえば・・・。」
昨日彼らは、Deuilの特番の収録で半日ブッ通し生放送でその後、雑誌の取材も受けつけ 一日中ハイスケジュ
ールだったのだ。
「何気に、うっすら忘れかけてたっス。昨日なんてありましたっけ・・・?」
「アッス君!ちょっと!大丈夫かい??寿命がもう尽きる寸前かい??」
「大丈夫っす。まだ走馬灯きてないっスから。」
「いや、そういう問題じゃないだろう。」 ユーリのノリツッコミ。
「神に相談なんて どうよ?」
「何を?」
「いやー。もちろん次回のポップンの担当曲とかREMIXとか・・・。」
「あー・・・。俺、パワーフォーク ポップン13で止まっちゃってるっスしねぇ・・・。」
「俺は16の時に復活したがな。」
自慢げにつぶやくユーリ。コホンと軽く咳をする。
「いいっスよねぇ ユーリ・・・。」 「そーそ、僕なんてラスネールで終わっちゃったよ・・・。」
「オイ、お前ら方向性が変わってきているぞ」
またも、ツッコミ。だが、これはユーリが引き金だったが、誰もそれには気がつかなかった。
「で、どーすんスか?」
「もう・・・寝よ・・・・。」
「まぁ、結局そうなるんスね」 「それもいいかもしれんが・・・。」
「ユーリ 結局 同意ばっかじゃん」
「見逃せ・・・。」 そう言うと、ソファに横になる。
「じゃぁ、良い夢をー☆おやすみなさーい♪ の前に、アッス君 狼化してよ。ちょうどフカフカの奴で寝たい感じだ
し。」
「いいっスよ。それじゃ、みなさん おやすみなさいっス」
それぞれが、眠りにつく。 部屋には、彼らの寝息以外 無音だった。
あー長々と長文小説サーセンしたっ(;ω;) 塚、「・・・。」多すぎやね・・・。