・Under the Sun
に賛同しています。政治のハナシなどガラでもない小さな城ですが、現時点でのボクの政治的なスタンス(っていうほど、たいしたモノじゃないけど)はこのようなものですので、なにとぞご容赦を。
・「星天宮」
創作物置き場。復活しました。
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ネコネムルニワ
15年以上飼ってる猫が、今日死にました。
ひとりぐらしのボクのアパァトに、勝手にいすわっておよそ15年。
2回の引っ越しをへて、今の家に住みつくコトとなったのだけど、考えてみたら数奇な運命だった。
ほかの猫たちたもまじわることを嫌って、ここ数年はほとんど家には帰らず、数日に一度ぐらい、たまに顔をみせてたぐらいで。
それでも近所の庭で丸くなってたり、歩いてて、コチラの話し声が聞こえると、どこからともなく姿をあらわしたり、エサをくれたり寝る場所はどこかにあったもよう。
そのうちの一軒が今朝、納屋で死んでるって教えてくれたワケです。
もうずっと弱ってて、もうきっと長くないってわかってて、コイツきっと死ぬ時はいなくなって、そのまま帰ってこないんだろうなって覚悟はしてて。
だから……
たとえ死んでても、帰ってきてくれただけで、もう満足。
旅を終わりを、ちゃんと知るコトができた。
コドモたちといっしょに、庭に埋葬しました。
そして小っちゃなお地蔵さんを置きました。
「歌姫 中島みゆき劇場版LIVE&PV」
映画館で、「歌姫 中島みゆき劇場版LIVE&PV」 、観てきました。
以前のPVとL.Aでのスタジオライブ映像ですけどね。
うん、でもみゆきはよい。
古いのは20年ぐらい前のかな、「おだやかな時代」とか「見返り美人」とか「黄砂に吹かれて」とか、うわぁ……懐かしいね。
映像、バリバリ粗いんだけどね。
「空と君とのあいだに」とか、自分的にそんなにむかしの曲ってカンジしないんだけど、映像の悪さ見ると、やっぱ年月たってんだよなぁって思ったよ。
ライブ映像はわりと最近めの曲。
息継ぎまで聞こえる。
L.Aのギタリスト、かっこええ……
特筆すべきは「夜行」と「歌姫」。
でもこのラインナップで「土用波」は、とびぬけて時代が……(笑)
「夜行」は、みゆきらしいみゆきの曲だと思う一曲で、ヴォリュム、半端ない。
ちなみに映像としてのこされている「歌姫」はコレだけらしい。
貴重映像だ……!
しかしコレ、映画館に客が10人ほど……
あの空間に10人ほどである。
それはつまり、どーゆーコトかと云うとだね、諸君。
この日、みゆきは、ほぼボクひとりのために歌ったのである。
そう。
あのみゆきが。
日本最高峰の歌うたい(発掘屋さん認定)である、あの中島みゆきが。
ほぼボクひとりのため(←重要なトコロである)に、である。
モノドモよ、うらやましがってよいのであるぞ。
サヨナラだけが人生だ
パソコンのUSBポートがバカんなっちまって、いんたぁねっちょに繋げなくなってしまってますばい。
もう10年使ってるので、その間にイロイロと不具合が出てきましたが、今回のはどうやら修理するぐらいなら、新品を買ったほうが早いちゅうレベルらしいです。
使えないのはネットだけだから、別に困りゃしないんですが、ブログはムリですな。
この記事もネットカフェで書いちょります。
ま、修理するにしたって、買い換えるにしたって、安月給とりの身分ではそれもままならず、しばらくはネットなしの生活になるでしょう。
おまけに史上最大、仕事が忙しくって(なんか毎年コレ云ってる気がする)、とてもこんなコトして遊んでるヒマは、当分なさそうです。
つーワケで、しばらくブログはお休み。
今でも休眠状態だったけどさ。
もしかして、ずっとお休みになるかもしんないけど、みなさんとりあえずサヨナラ。
……なんてしおらしいコト書いてんじゃねぇって。
お台場騒然、「韓流やめろ」コール フジ批判デモに多数参加
お台場騒然、「韓流やめろ」コール フジ批判デモに多数参加
J-CASTニュース 8月7日(日)19時52分配信
「少女時代……KARA?フジテレビがどうしたの?」「これ何……デモ?」
2011年8月7日の昼すぎ。日曜日とあって子ども連れやカップルでにぎわう東京・お台場のフジテレビ周辺に突然、プラカードや日の丸を掲げた集団が現われ、騒然となった。彼らは、2ちゃんねるやツイッターなどの呼びかけを通じて集まった人々で、フジテレビの韓流偏重に抗議するのが目的だ。主催者発表によると、参加者は2500人。フジテレビの周囲で響く「韓流やめろ」の叫びは約1時間に渡って続いた。
■中学生、子ども連れ、カップルの参加者も
「韓国の手から、フジテレビを取り戻すために我々は集まったのです!」
呼びかけ人の男性が、集合場所のお台場・潮風公園で叫ぶと、参加者から一斉に拍手が上がった。
今回のデモは、高岡蒼甫さんのフジテレビ・韓流批判をめぐる騒動のさなか、7月末に2ちゃんねるで呼びかけられた。しかしデモの許可が警察から下りなかったこともあり、呼びかけ内容は二転三転。一時は完全中止、という情報も流れ、ネット上では、 「結局毎度毎度の口だけか」
といった揶揄(やゆ)する声も少なくなかった。
ところが、集合時間の午後2時には、「反韓流」「反フジ」のプラカードや日の丸を携えた参加者たちが続々と集まってきて、あたりは異様な雰囲気に包まれる。参加者の中には中学生くらいの少年や幼い子どもを連れた母親、カップルの姿もあった。
主催者は、この日はあくまで今月21日のデモに向けたミーティングだとし、解散を宣言したが、一部参加者の呼びかけで、「散歩」と称した事実上の無許可デモが発生。「ノーモア韓流」などと叫びながら、フジテレビ周囲をおよそ1時間あまりにわたって練り歩いた。
■ニコ生・ユーストでは10万人以上が試聴
行列に加わっていた女性は、フジの韓流偏重に「不快感」を感じていたと話し、
「SNSを通じて巻き起こった、エジプトの革命のようなことが日本でも起これば面白いなって」
と参加に踏み切ったきっかけを語った。
また日の丸を掲げた男性は、
「こうしたマスコミを直接攻撃するデモは画期的。政治家や外国を批難するデモよりも反響は大きいのでは」
と主張した。
突然始まったデモ行進に、その場に居合わせた女性はネット上での「フジ・韓流批判」について「全く知らなかった」と困惑を隠せない。また、デモ参加者の中には「韓流フジ潰れろ」「朝鮮人は半島に帰れ」などと過激な叫びを上げる人もいたが、それを見た子どもの「あれなあに」という質問に困った顔を浮かべる親の姿も見られた。
デモ行進は3時過ぎ、再び潮風公園に集まり、「君が代」を合唱して解散した。デモの様子は「ニコニコ生放送」や「ユーストリーム」といった動画サイトでも生中継され、合わせて10万人を超える視聴者があった。
* * * * * *
フジテレビ前に“ノーモア韓流“デモ「日本を返せ!」
デイリースポーツ 8月8日(月)7時16分配信
俳優・高岡蒼甫(29)が、韓国ドラマを放送するフジテレビを批判するコメントを短文投稿サイト「ツイッター」に書き込み、所属事務所を退社したのを受け、フジテレビに抗議しようとネット上で呼びかけあって集まった約1000人が7日、本社がある東京・お台場でデモ行進を行った。
お台場ではフジテレビが主催する夏の屋外イベント「お台場合衆国2011」を開催中。日曜の昼間とあり、多くの来場者でにぎわう会場は、無数の日本国旗に加え、拡声器の声と怒号で騒然となった。デモ行進の許可を得ていなかったため、当初はフジテレビ社屋近くの公園で集会を行い解散する予定だったが、「散歩」という形でデモを始めた。
だが、フジテレビ社屋前を通過したあたりから参加者は興奮。「日本を返せ!」「ノーモア韓流」「ツイートしたぐらいで事務所は解雇するなー!」などと絶叫。日章旗を持った男性を先頭に、行進の列は約500メートルにも達した。警察官は見守るだけで手出しはせず、怒号渦巻く行進の恐怖で泣きだす子供もいた。
* * * * * *
フジテレビ前で韓流推し反対デモ 600人が集結
サーチナ 8月8日(月)9時12分配信
「2ちゃんねる」のオフ板主導で開催が告知されていたフジテレビ前のデモが8月7日に決行された。そのデモに集まった参加者は600人。参加者は様々なプレートを持ち寄りフジテレビへの不満をぶきまけたようだ。「韓流ゴリ押しやめろ」、「放送免許取り上げ!」、「犬食うな」など様々な声が挙がっていた。
今回のデモは開始時には600人という報告がされているが、最終的に集まった人数は2000人にも及ぶ参加者が集まったという。呼びかけには2ちゃんねるだけではなく、Twitterやmixiも活用され大勢の人が参加した。
本デモはネットでも配信されUstreamでは1万6000人、ニコニコ生放送では10万人以上が視聴し各自が自宅からデモに参加したことになる。その数数十万人とカウントされる。現在は夏休みということもあり一般人の目にとどまりデモは効果あったのだろうか。もちろん相手であるフジテレビからの反応は得ることはできない。
また、8月21日にも次のデモの開催が決定されており、それに向けて準備が進められている。今回は「君が代」斉唱や「天皇バンザイ」といった本来の目的とは外れた行為も見られたが、オフ板では既に反省点として挙げられている。次回の21日にはこのようなことが無いように更に良いデモが決行できるようにして欲しいものだ。(編集担当:金正一郎)
* * * * * *
おおいにやりたまえ。
支持する。
日本は自分の意思を表す自由がある国だ。
……でもね。
>「韓国の手から、フジテレビを取り戻すために我々は集まったのです!」
>「SNSを通じて巻き起こった、エジプトの革命のようなことが日本でも起これば面白いなって」
>「こうしたマスコミを直接攻撃するデモは画期的。政治家や外国を批難するデモよりも反響は大きいのでは」
>「日本を返せ!」
>「放送免許取り上げ!」
>「犬食うな」
……情けない。
こんなお花畑のクニの住民みたいなコト云ってたら、ダメじゃないの。
たかだか企業にすぎないフジテレビを攻撃して、悦にいっているようだからダメなの。
かつて、ボクらより上の世代(島耕作世代だ)は、ホンキのホンキのさらにホンキで、世の中を変えようとした。
日本中が燃えた。
彼らは命を燃やした。
命を賭けた。
ホンキで世界は、世の中は変わると信じていた。
しかしムダだった。
山が身じろぎした程度のものだった。
彼らが立ち向かったのは、それほどの大きな力だったのだ。
皮肉なことであったが、このクニは、彼らの生贄のごときその力をも喰いものにして、強く巨大になっていった。
彼らは敗北して、この国の血肉となった。
ひるがえって今。
彼らは何をしている?
本物か偽者かもわからぬ眼力で、何を見ている?
安全が保障された冒険。
デモに参加して、世の中に一言申してみた気になって。
自分がエラクなったつもりになって。
でもコレ、み~んなただのお遊び。
アイコクごっこ。
ホンキなコトを遊び気分でやろうとするコトと、ホンキでやって遊びにしかならないコトは、天と地ほど違うのだよ。
彼らのは、ホンキでやってるつもりでも、結局お遊びにしかなってないの。
ネットでデモを知った。
集まった。
歩いた。
歌った。
叫んだ。
終わった。
解散した。
――で?
ソレで何を変えようと?
……
繰りかえす。
彼らの行動を支持する。
それが彼らの思想なら、世の中を変えたいと思うのなら、じゃんじゃんやるべきだ。
行動する勇気、動き出す勇気は常に尊い。
願わくば、その行動が、尊さを汚さぬコトを。
青白い炎
首相、会見で脱原発の方向打ち出す 具体策は示さず
菅直人首相は13日、首相官邸で記者会見し、原子力を含むエネルギー政策について「原発に依存しない社会をめざすべきだと考えるに至った。計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもやっていける社会を実現していく」と語り、「脱原発」社会を目指す考えを表明した。実現のための政治プロセスや原発削減の数値目標、電力需給の見通しなどは具体的に示さなかった。
首相はエネルギー政策の転換をめざす理由について「原子力事故のリスクの大きさを考えた時、これまで考えていた安全確保の考え方だけでは律することができない技術だと痛感した」と説明。その上で「原発に依存しない社会」を挙げ、「これから我が国がめざすべき方向だ」とした。さらに昨年6月に閣議決定されたエネルギー基本計画を例示し、「2030年に原子力の発電比率を53%に高める内容だが、それを白紙撤回する」と述べた。
ただ、原発削減の具体的道筋は「廃炉計画は中長期展望を持って議論し、計画を固めていきたい」と明言せず、「エネルギー政策の転換はかなりの議論を必要とし、国会でも行われている。それを踏まえ、私が(政権に)責任を持っている間は私の段階で議論、計画を立案するが、私の段階ですべてできると思っているわけではない」と語った。
* * *
首相「脱原発」表明 国民・企業、置き去り 節電頼み、ダメージ見ず
菅直人首相が打ち出した「脱原発」宣言は、国民生活や企業活動への影響を無視したものだ。首相は今夏や冬場の電力不足は「節電協力で乗り切れる」としているが、企業活動やそこで働く生活者へのダメージは深刻さを増している。日本経済の先行きに対する不安は強まる一方だ。
◇
首相は会見で現在の電力不足について、「ピーク時の節電協力をお願いする」ことを前提に、必要な電力供給は可能とした。ただ、昨夏比15%の節電を求められている東京電力、東北電力管内では、多くの企業が節電のため生産縮小に追い込まれており、確実に経済活動を圧迫している。
BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「電力不足で企業の収益性は落ちる。製造業は国内ではやっていけない」として、企業の国外流出の可能性を指摘する。
首相は定期検査中の原発について「再稼働を認めることは十分にあり得る」と電力不足解消に乗り出す姿勢をみせた。
ただ、首相自身が突如として全国の原発に対するストレステスト(耐性検査)を打ち出して混乱を引き起こす現実を前に、多くの立地自治体は政府を信頼できずにいる。ストレステスト後も同意が得られない懸念は強い。
足元の電力不足への処方箋すら示せておらず「電力をどの程度使えるかがはっきりしないままでは、来年以降の経営計画も立てられない」と、経営者からの悲鳴は切実さを増している。
* * *
<自民>原発推進転換へ…「縮」キーワードに
自民党は、原発増設など「原子力政策の推進」を軸とする政権与党時代からのエネルギー政策の転換に着手した。東京電力福島第1原発事故を受け、次期衆院選で原発問題が争点になる可能性が出てきたため、推進一辺倒では有権者の支持を得られないと判断した。ただ、政策の抜本見直しにつながる「脱原発」には党内に抵抗感が強く、原発数を減らす「縮原発」や、エネルギー政策の転換を図る「超原発」といったキーワードが浮上している。
自民党は10年参院選の選挙公約で「地球温暖化問題の解決には原子力発電所の活用は不可欠であり、増設も含め、体制を整備する。発電量に占める原子力の比率向上に向け、整備点検や国の安全審査体制のあり方を再検討し、原子力政策を推進する」と明記した。
しかし、谷垣禎一総裁は3月17日の記者会見で「これから後の原発立地が非常に困難になるのは間違いない。原子力政策を推進していくことはなかなか難しい状況になっている」と政策変更に言及。その後、党内論議は進まなかったが、菅直人首相が原発問題を争点に衆院解散に踏み切るのではないかという見方が広がり、同党もようやく重い腰を上げた格好だ。
石破茂政調会長は「7月末や8月という時間的感覚を持たなければならない」として、衆院選に備えた新たなエネルギー政策の早期とりまとめに着手。5日には「総合エネルギー政策特命委員会」(委員長・山本一太参院政審会長)を設けた。
党内では大胆な政策変更には慎重論が根強いものの、山本委員長は特命委の初会合で「あらゆる政策をゼロベースで見直す」と述べた。西村康稔経済産業部会長は13日、「古い炉を廃炉していくと、『縮原発』の方向になるだろう」と語った。【念佛明奈】
* * *
オレは、断固菅直人を支持するね。
呆……失言にもほどがある
<東日本大震災>松本復興相「助けない」発言 被災地激怒
「家を失った被災者の気持ちも知らないで」「大臣とは、そんなに偉いのか」。宮城、岩手両県知事に対する松本龍復興担当相の態度や発言を巡り、両県内では4日、一斉に反発する声が上がった。両県庁にも苦情電話やメールが殺到し、松本氏は復興担当相就任後初の両県訪問で、いきなり被災者の感情を逆なでした形だ。
【ニュースの一報】松本復興担当相「復興は知恵合戦」
■宮 城
県によると、4日朝から松本氏の発言への苦情が殺到し、午後4時までに県庁への電話は175件、メールは57件に上った。
3日に県庁を訪れた松本氏は面会時間の午後2時15分前、4階の応接室に案内された。村井嘉浩知事がいないことに不満そうな態度を示し「(自分なら)立ってお迎えするよ」と同行した職員にささやいた。数分後、村井知事が「どうも」と笑顔で入室し握手を求めようとすると、松本氏は不機嫌な表情を浮かべ「握手は終わってから」と拒否。自衛隊出身の知事に「お客さんが入ってくる時は、自分が入ってからお客さんを呼べ。自衛隊ならそんなことやるぞ」と言った。
会談での松本氏の発言に、石巻市内の仮設住宅に次男と入居する無職女性(58)は「家を失った被災者の気持ちも知らないで、ばかにされたような気持ちだ。何様のつもりなのか」。6月中旬に営業を再開した同市のそば店「もりや」経営、森俊男さん(74)は「みんな一生懸命やっているのに乱暴な言い方だ。大臣とは、そんなに偉いのか」と話した。
松本氏の後から応接室に入ったことに村井知事は4日の会見で定時に入室したと強調。「今後は松本大臣が来るときは松本大臣バージョンの対応にする」と述べた。【宇多川はるか、須藤唯哉】
■岩 手
宮城の前に岩手入りした松本氏は3日午前11時ごろ、岩手県庁の玄関前に姿を見せた。衛藤征士郎衆院副議長からもらったという「がんばれ東日本」と書かれたサッカーボールを持参し、達増拓也知事に向けて蹴ったり投げたりしたが、知事は2度とも取り損ねた。
会談では仮設住宅の話をしていた知事の話を遮り「いや、本当はね、仮設住宅はあなたたち(県)の仕事だから」などと言ったり、「おれなんか、ちゃんとアイデア持ってるだろう」などと自慢げに語る場面もあった。
仮設住宅の抽選に当たらず、避難所暮らしを続ける陸前高田市の吉田信夫さん(71)は4日、「励ましてくれるならいいが、高いところから見下ろすような格好だと反感もらうな」と話した。県庁には同日午後5時までに「宮城県とともに抗議すべきだ」といった電話など18件が寄せられたという。ただ松本氏が「弟みたいなもの」という宮古市の山本正徳市長は会見で「頑張れ、頑張れということだろう。あまり言葉にとらわれずに(受け止めたほうがいい)。気にしていない」と理解を示した。【市川明代、安藤いく子】
* * *
<松本復興相>「助けない」発言陳謝 辞任はしない考え強調
松本龍復興担当相は4日午後、東京都内で記者団に対し、3日の岩手、宮城両県訪問の際に「知恵を出さないやつは助けない」などと発言したことについて「被災者の皆さんを傷つけたということがあれば、おわびを申し上げたい」と述べ、陳謝した。野党などから出ている辞任要求については「すべての(被災)市町村の皆さんに対し、しっかりこれから取り組んでいく決意を表明したい」と述べ、辞任しない考えを強調した。野党は6日から審議を再開する延長国会で、菅直人首相の任命責任を追及し、早期退陣に追い込む構えを強めている。
【ニュースの一報】松本復興担当相「復興は知恵合戦」
松本氏は3日、復興相就任後初めて東日本大震災の被災地を訪問。岩手県庁で達増拓也知事に「知恵を出したところは助け、知恵を出さないやつは助けない」と発言。宮城県庁では漁港の集約を主張する村井嘉浩知事に対し「県でコンセンサスを得ろよ」と命令口調で語った。
被災自治体や被災者から強い反発の声が上がり、松本氏は4日、いったん記者団に「(問題は)なかった」と主張したものの、その後改めて記者団を集め陳謝した。枝野幸男官房長官は同日の記者会見で「真意が十分に理解されるよう、しっかり努力をしていただくことが重要だ」と述べ、辞任の必要はないとの認識を示した。
一方、自民党の谷垣禎一総裁は党本部で「菅さんが(内閣の)中を掌握できていない一つの典型例だ。内閣全体として、早くお辞めになった方がいい」と述べた。自民党は松本氏の罷免以上に、菅首相の早期退陣に照準を合わせており、山本一太参院政審会長は記者会見で「予算委員会などで菅政権の姿勢を厳しくただし、問責への道を切り開いていきたい」と述べ、首相問責決議案の提出につなげる考えを示した。
民主、自民、公明3党は4日の幹事長会談で、空転の続く国会審議の6日からの正常化に合意した。松本氏の発言は、こうした与野党協調ムードに水をかける形になり、民主党の岡田克也幹事長は松本氏に電話で「大事な立場なので十分に注意していただきたい」と苦言を呈した。【岡崎大輔、笈田直樹】
◇「主従関係ない」「心情に配慮を」 両県知事が不快感
宮城県の村井嘉浩知事は4日の定例会見で「国と地方自治体に主従関係はない。お互いの立場を尊重する時は命令口調ではない方がいいと思う」と不快感をにじませた。さらに「被災者が本当に国と県、市町が協力して自分たちのために対応してくれるか不安に思ったかもしれない。(国と)あつれきが生じれば被災者に迷惑をかける。国と調整しなければならないことは山ほどある。大臣には相談しやすい環境を作ってほしい」と求めた。
岩手県の達増拓也知事は4日夕「県に対してはこれまで10件以上の抗議電話等が来ているところであり、被災地・被災者の心情に配慮した発言をお願いしたい」とのコメントを発表した。
* * *
……もうね……
阿呆か、コイツは。
今から自分が何せんといかんのか、わかっとんのか?
云っていいコトと悪いコトの区別もつかんのか?
もうええかげんにしてくれっちゅうんじゃ。
エミール・ガボリオ著 『ルルージュ事件』
郊外の一軒家で、とある未亡人が殺害された。
しかし夫人の素性は謎ばかりで、事件は謎につつまれる。
事件の真相を追う検事と素人探偵だが、そのうち事態は伯爵家の嬰児取替えから相続問題へ、彼ら自身にも関わる意外な方向へとすすんでいく。
* * *
すげえご都合主義の極みだぜ。
探偵が我が子のように可愛がっていた弁護士の母親が未亡人と知り合いだわ、検事が惚れていた女性の婚約者が伯爵家の跡取りで、重要な容疑者だわ……
いやぁ、すげぇすげぇ(笑)。
本編より、そういった過去の事情の方に力と頁がさかれてるもんで、ヒトひとり死んでんの、思わずつるっと忘れてしまいます。
牧歌的なミステリです。
ミステリっつーかゴチックロマンスでも読んでるカンジ。
『嵐が丘』でも読んでるみてぇ(←そ~か?)
こーゆーの、なんか欧州のミステリだなぁと感じてしまいますね。
やりたい放題ですわ、お客さん。
きっと作者、ノリノリで書いたんだろうなぁ。
* * *
評価:★★★☆☆
でもま、まぁまぁおもしろかったよ。
何でも世界で最初のミステリで、ドイルたちにも影響を与えたらしい。
しかしまぁ、ミステリなんて100年、たいして進歩してないんだなぁって思ったよ。
……いや、ホント(←やらしい笑い)。
枢機に溺るることなかれ
内閣不信任案が否決された。
当然のことだろう。
まずは一安心だ。
それにしても、この1ヶ月ほどの本来国政についやされるはずだった時間と労力が、野放図に浪費されたことを考えると、つくづく愚劣なものであったと、あきれ返るほかはない。
もっとも菅総理は辞意を表明したうえでの続投だ。
今回の騒動で、誰も彼も国民無視で自分勝手な行動をとってきた。
一体何をみて、彼らは不信任案に賛成だの反対だの、そらぞらしく騒いでいたのだろうか。
今何をしなければならないのかも理解できず、万が一にも菅内閣が復興で手柄をたてることを畏れて、政権へカムバックしたい執念だけで、その後のビジョンもないくせに不信任案を提出した自公野党(え~と、何かもういっちょあったっけ?)。
自分たちはこの3ヶ月与党の中にいながら、ロクすっぽ協力もせず、選挙目当てそれに乗っかって、賛同する与党議員。
メディアはここ3ヶ月、菅内閣を無能呼ばわりして引きずり降ろそうとしたくせに、いざ不信任案が出そうになったら、アリバイづくりのために、あわてて提出を批判する。
どいつもこいつも右往左往。
とにかく引きずり降ろせばいいと、アホみたいにわめく奴。
不信任案出した自分たちが主役になれるとるんるんのはずが、いつの間にか他の奴らの去就の方へ関心もってかれちゃって、もう自分たちは主流じゃないんだなぁとわびをかみしめたり。
不信任案、提出したはいいが、その後ぽか~んと口あけて、成果がふってくるのを待っていた奴ら。
続投するって云ってたくせに、ギリギリで辞意を表明しちゃったりして。
賛成するって云ってた奴が、やっぱ反対するし。
そんでもって、他の連中には反対するように云っちゃうし。
来ない奴もいるし。
賛成したはいいが、何がどうなってのかも理解できてない奴がいる。
相手の自壊だよりで、結局赤っパジかいただけの奴ら。
攻めどころを失って、もはやイヤミしか出なかったり。
うん、よい人間ドラマだ、笑えるヨ。
結局だれもかれもが、政局の内側にいることに酔いしれているだけじゃん。
最期に。
この騒動の中、皮肉なことだけど、何もかもムチャクチャになるところを、菅直人ただひとりが自腹を切った。
そのことを、素直に評価したいと思う。
そもそも、震災に対応にしても、ベスト最速ではないにしろ、彼はやれるだけのコトはやっている。
それを見ようとせず、「何もやっていない」などと具体例もあげずにののしるだけの連中(ホンキで病院行けと思う)が多すぎた。
今でも菅総理がやめる必要はないと思っているが、本人がメドをたててやめたいと云うのであれば、今度こそ与野党の関係なく、まわりがしっかりと補佐すべきだ。
それが、今回のくだらない騒動に関与したすべての者たちの、責任のとりかただと思う。