近年、「個性を大切に」「多様性の時代」という言葉を、私たちは当たり前のように耳にするようになりました。
一人ひとりの違いを尊重することは、社会としてとても大切な価値です。

しかし私は、市議会議員として、そして地域の一員として、その言葉の使われ方が、学校現場において本当に子どもたちを守れているのかを考えずにはいられません。

◇学校で起きている、いじめや差別の現実

学校では今も、いじめや差別がなくなったわけではありません。言葉によるもの、態度によるもの、SNSを通じたものなど、形を変えながら存在しています。

その中で、
「それも個性だから」
「考え方の違いだから」
という言葉が、問題の本質を曖昧にしてしまう場面があるのではないでしょうか。個性や多様性は、他人を傷つけてよい理由にはなりません。差別やいじめは、どんな理由があっても許されるものではありません。

◇多様性を守るために、必要なもの

本来、多様性を守るためには、

  • 人を傷つけてはいけない

  • 相手の尊厳を侵してはいけない

  • ルールは守る

という、揺るがない共通の基準が必要です。

この基準がないまま「多様性」「個性」という言葉だけが先行すると、声の強い人、立場の強い人の言動が正当化され、結果として弱い立場の子どもが傷つくことになりかねません。

◇人材育成として、何を教えるのか

子どもたちを育てるということは、「その子らしさを伸ばす」ことと同時に、社会の中で生きていく力を身につけてもらうことでもあります。それは、

  • 自由には責任が伴うこと

  • 自分の行動が他人に与える影響を考えること

  • 違いを認めつつ、越えてはいけない一線があること

を、大人がはっきりと伝えることだと私は考えています。

◇市議会議員としての私の立場

私は、市議会議員として、「多様性」や「個性」を否定するつもりは一切ありません。むしろ、本当の意味でそれらが守られる社会をつくりたいと考えています。

そのためには、

  • 学校現場が萎縮しないこと

  • 先生が「これはいけない」と言える環境

  • 地域や保護者、大人が共通の価値観を持つこと

が不可欠です。

多様性を理由に、指導や注意をためらう社会になってはいけません。それは子どもを守ることではなく、責任を放棄することになってしまうからです。

◇地域全体で、子どもを育てるために

学校だけに任せるのではなく、地域全体で
「人として大切にすべきこと」
「してはいけないこと」
を共有していく。

それが、いじめや差別を許さない土壌をつくり、結果として、個性や多様性が本当に尊重される社会につながると、私は信じています。「多様性の時代」だからこそ、大人が、社会が、地域が、しっかりとした“軸”を示すこと。
市議会議員として、今後もその役割を果たしていきたいと思います。

 

私、石河かんじは豊橋市に住む皆さん、そして将来豊橋市に生きる若者が笑顔で過ごせる街になることを常に意識して活動しています。

 

2026年の活動テーマは「共感」人はみんなそれぞれの考え方を持ち生きています。相手の考えや気持ちに共感し、みんなが幸せになれるまちを作っていきます。

 

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