野口整体をご存知の方なら耳にしたことがある「活元運動(かつげんうんどう)」。
本を読んだだけではよく分からないし、出来ている感じがしない。そう思っていませんか?
この記事では、活元運動をはじめる時の3つのコツと、東京で気軽に体験する方法をご紹介しますね。
●「野口整体」東京の指導室 “活元運動は特別なことではない” と知る
●「野口整体」東京の指導室 「活元運動」は、ワカメからはじめてみよう
●「野口整体」東京の指導室 「活元運動」は出来ているかどうかを気にしない
●「野口整体」東京の指導室 「活元運動」を気軽に体験しよう
「野口整体」東京の指導室 “活元運動は特別なことではない” と知る
活元運動は、ひとことで言うと「ただ体にまかせて動く」運動法。
体にまかせるだけでオーダーメイドの動きが出て、疲れが取れるのはもちろん、「健康法の打ち出の小槌」と言われるほどオールマイティな効果が期待できます。
余計な症状を持つ必要がなくなり、体質改善ができ、潜在的な能力も花ひらく。
「動く禅」とも言われており、野口晴哉先生は「活元運動の目的は無である」とも仰っています。
そんな素晴らしいものならぜひやってみたい!と思っても、
肝心の「まかせる」というところが、難しく感じるのですよね。
でも、それも当然なのです。
現代に生きる私たちは、頭で「考える」ことばかり行なってきました。
体の感覚を「感じる」機会も少ないし、ましてや「まかせる」なんて、ハードルが高く感じて当たり前。
一方、そんな私たちでも、常に呼吸をし、少し走れば心拍数が上がり、食べたものを消化しています。
そういう「考える以前に働いている、いのちの働き」は、いつもありますよね。
活元運動は、そうした「いのちの働き」のあらわれ。
あくびをしたり、くしゃみをしたり、寝返りをしたり、そうしたことも全てが活元運動と言えるのです。
だからあなたも、今までの人生でずっと活元運動をやってきたし、
「活元運動から離れて生きることはできない」とも言えます。
頭の働きをちょっとゆるめて、もともといつもあった「いのちの働き」に委ねるだけ。
そう捉えてみると、活元運動が少し身近になりませんか?
「野口整体」東京の指導室 「活元運動」は、ワカメからはじめてみよう
実際に活元運動を行うときには、まずは本にも載っている「3つの準備運動」から始める人が多いと思います。
でも、本だけでキッチリ行うのはなかなか大変ですし、
準備運動にトライするだけでくたびれてしまっては元も子もありません。
まずは普段の「頭で考えるモード」をちょっとゆるめて、リラックスしてみましょう。
そして、体をゆらゆら揺らしてみましょう。
できれば、海に生えているワカメになったような気持ちで、寄せては返す波に身を委ねるように揺れてみるのがおすすめです。
近くに人がいたら、「波」の役をしてもらって、体のどこかをやさしく押してもらえたらいいですね。
その「波」に逆らわず、波の動きに委ねるように「ゆらーっ」とすることが、「まかせる」練習になります。
(上の写真のように、立っておこなった方がやりやすいです。)
これを「ワカメ体操」といいます。
ワカメ体操は、わりとやりやすいのではないでしょうか?
その揺れを感じながら、「揺れる動き」に乗ってさらに動きにまかせていくと、それはもう活元運動なのです。
*「ワカメ体操」は、新体道創始者の青木宏之先生が考案されたものです。
ワカメ体操を活元運動への橋渡しとして使い出したのは当会代表の長谷川淨潤です。
「野口整体」東京の指導室 「活元運動」は "出来ているかどうか" を気にしない
きっとお家でやっていると、「これでちゃんと出来ているのかな…?」と気になりますよね。
でも実は、活元運動を行うときには、「出来ているかどうか」を気にしない、ということも大事なポイントなのです。
「ちゃんとやろう」と思うこと自体、「頭で考える」働きですものね。
そして「ちゃんと出来ているかどうか?」と自分をチェックする意識が働くと、
その「考え」にとらわれて、「まかせる」ほうには行けなくなってしまいます。
また、「出来ていないのでは」と思う要素のひとつとして、「雑念」があります。
「まかせよう」としてリラックスしていくと、いろいろな考えが浮かんでくることがありますね。
そうすると「うまくいっていない」と思ってしまいがちですが、
じつは、うまくリラックスできたからこそ、普段はフタをしている潜在意識の扉があいて、気になることやいろいろな考えが浮かんでくるのです。
うまくいっているからこそ雑念が浮いてくるとも言えるので、
私たちは「雑念も瞑想の一部」と言っています。
雑念が出てきたときに、それに捉われていたら、思考のグルグルめぐりになってしまいますが、
「あ、出てきたな」くらいで、またリラックスの方向、ポカンとする方向に気持ちを向けていけばいいのです。
雑念が多かったときの方が、終わってから体が大きく変わっていた…ということもよくあるのですよ。
ですから、ちゃんと出来ている気がしても出来ていない気がしても、雑念が出ても出なくても、
それはそれとして、ただ「ポカンと ”しようと” する」「体にまかせ ”ようと” する」。
それだけが大切なのです。
「野口整体」東京の指導室 「活元運動」を気軽に体験しよう
いかがでしたか?
すこし気軽に始められそうでしょうか?
私たちは、一日のほとんどを「考える」モードで生活していますよね。
一日に頭の中をめぐる考えは、実に6万個とも言われています。
実際、頭が体に命令したり、注文をつけている数のなんと多いことでしょうか。
そんな中で、一日の中のほんの1分でも、「体の動きにまかせるよ。頭は干渉しないよ」という時間を持とうとすること。
それは、想像以上に革命的なことだと思うのです。
1分が無理なら10秒でもいいので、ぜひ試してみてくださいね。
活元運動は、慣れている人と一緒に行うと、今まで出なかった動きが出て、とても深まっていきます。
私たちは、東京の道場で、活元運動を気軽に体験できる「体塾(からだじゅく)」という時間を設けています。
活元運動はもちろん、その準備体操や、ほかの簡単で効果的なセルフケア(運動法や呼吸法)も行なう90分のコースで、
体も心も軽く楽になるとご好評いただいています。
ご予約不要、どなたでも2500円でご参加いただけますので、ぜひご一緒に活元運動をしにいらしてくださいね。
体塾(からだじゅく)……活元運動を気軽に体験!
・3月30日(土) 10時半〜12時
・4月6日(土) 10時半〜12時
・4月17日(水) 10時半〜12時
・4月20日(土) 10時半〜12時
・5月14日(火) 10時半〜12時
・5月17日(金) 10時半〜12時
・5月19日(日) 10時半〜12時
・5月25日(土) 10時半〜12時
・5月26日(日) 10時半〜12時
(活元運動のことは「自動運動」という名前で紹介しています。)
氣道協会 東京道場にて
〒130-0022 東京都墨田区江東橋5-2-6 深谷木材奥
当日の電話:03-5600-0242
そして、活元運動をする前から、
体の状態を確認したり、体を整えてみたいあなたへ。
まずはあなたのお体がどれくらい整っているかを
かんたんに把握していただける「診断」があります。
題して、「あなたの体の整い度チェック!」。
10個の質問に答えるだけで、
あなたの体の「整い度」がすぐにわかります。
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もちろん無料ですので、今すぐお試しになってみてくださいね。