斜視 | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)
理想的な頭の形は綺麗な球体です。
 
仰向けに寝て顔が左右を向く時、
 
例えば、顔が左を向く時、
 
側頭部は右へ倒れています。
 
 
上のイラストは、側頭骨のみを取り出し
 
左斜め前から見たものです。
 
右に倒れている側頭部を真っ直ぐにする事で
 
顔が無意識に左を向いてしまうわけですが
 
本人は顔が傾いている事に気付いている
 
訳ではありません。
 
逆に、顔が右を向く時、
 
側頭部は左へ倒れています。
 
 
左へ顔が傾きますと正面にある対象物を見る時
 
眼球は右寄りになります。
 
眼球の傾き、軸のブレの自己確認は
 
顔を正面に向けたまま眼球を左右に動かして
 
どちらに動かしやすいか、動かしにくいかで
 
判断できます。
 

後頭部の捻れ方も加味する必要があります。
 
なぜなら後頭部の回旋を調整すると
 
眼球の傾き(斜視)が良くなるからです。
 
 
上のイラストは、後頭部を頭の後ろから見たものです。
 
眼球が左に向きやすい時、
 
後頭部は右に回旋している場合があります。
 
後頭部が右回旋の場合、後頭部の左側が
 
右より凹むので、顔は左を向くようになります。
 
 
側頭部の歪みで顔が左を向く時、
 
眼球の傾きが右寄りになると
 
先に記した内容と異なりますが、
 
これは側頭部と後頭部の歪みのどちらが
 
優位に立つかで変わってくるでしょう。
 
 
眼球の安定性は頭頂部の位置も影響します。
 
頭頂部の黒目ラインが曲がると
 
眼球の軸もずれます。
 
眼球の位置を確認して頭頂部を調整する事で
 
眼球を真っ直ぐにすることができます。
 
 

調整箇所は、後頭部、側頭部、頭頂部です。
 

眼球を取り囲む頭蓋の歪みで
 
眼圧が変わることは物理的にイメージしやすいです。
 

眼球の天井を支えるおでこの骨(前頭骨)
 
眼球の奥面を支えるこめかみの骨(蝶形骨)
 
眼球の床面を支える上あごの骨(上顎骨)
 
眼球の正中を保つ眉間の骨(前頭骨)
 
眼球の外側を支えるほほ骨(頬骨)
 
 

上記の骨を正しく整える事が
 
斜視の回復に役立つでしょう。
 
 
大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)
 
整体師・鍼灸学士  和田 浩
 
090-2597-7225