ドライマウス | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)

ドライマウスは、唾液の分泌量が減ることです。

 
原因は自律神経の乱れや骨格的な歪みです。
 

 

唾液は、舌下腺耳下腺、顎下腺から分泌されます。

 
それぞれのイラストを見ますと文字通り
 
舌の下、耳の下、顎の下にあります。
 
 
 
舌下腺
 
 
耳下腺
 
 
顎下腺
左下に耳下腺もあります。
 
 

 

唾液の役割には以下があります。

 

・虫歯菌に溶かされた歯を元に戻す

 

・虫歯菌が出す酸を中和する

 

・風邪などの細菌が体に入らないように守る

 

・食べ物を消化する

 

・味覚など

 

 

一方唾液が減ると、

 

・虫歯

 

・歯周病

 

・カビ

 

・口内炎

 

・口臭

 

・入れ歯の不具合など

 

良いことがありません。

 

 

 

骨格的な歪みは、顎周囲の緊張を考えます。

 

後頭骨と下顎骨の位置関係とバランス、

 

それに伴う舌の収まりがあります。

 

 
脳神経の一つである舌咽(ぜついん)神経
 
後頭骨と側頭骨の隙間を通り、
 
唾液の分泌に関与することなどからも
 
後頭骨の歪みなどによる脳神経へのストレスが
 
ドライマウスに影響を与えることは
 
整体施術で頭蓋調整を行う意味においても
 
考慮すべき点でしょう。
 
 

合わせて舌骨周囲の緊張など

 

違和感が出ていることがあり

 

整体施術で調整することで唾液が湧いて来る

 

ことがあります。

 

 

 

下のイラストはのどを前から見たもので、

 

02 舌骨体 が舌骨です。

 

 

 

 

顎周囲の緊張は自律神経への影響も考えますが

 

骨格的なバランスを取ることで

 

自律神経が安定します。

 

骨格的な歪みは当該部位に緊張を与え、

 

同時にそれらは無意識に精神面に影響します。

 

 

歯列矯正の既往があったり

 

今まで受けて来た歯科治療や小顔矯正などの

 

ストレスが影響している場合もあります。

 

 

いずれも上記の骨格的なバランスを取る事で

 

解決に導く可能性があります

 

 

舌先が歯の裏に届かないなどは、

 

下顎の前突を考えます。

 

舌は安静時で舌先が上顎の裏に当たる位置が正常です。

 

 

下顎骨が前突する時、顎を引く時に制限を感じます。

 

また同時に後頭骨は足元に下がる方向に歪み

 

頭と首の後ろの間が詰まり凝ります。

 

 

首の背骨である頚椎の落ち着きが悪いのも

 

唾液の分泌量や舌の収まり具合と関係があります。

 

第3頚椎は、舌骨に関与し調整する事で

 

間接的に復位します。

 

復位とは、骨が定位置に収まる事です。

 

第2頚椎は、下顎骨に関与します。

 

第1頚椎は、上顎骨に関与します。

 

 

顎周囲の骨格が復位すると筋肉と神経が

 

ストレスフリーになり機能が向上し

 
ドライマウスの改善に役立ちます。
 
 
 
整体師・鍼灸学士  和田 浩
 
090-2597-7225