親指が伸びない | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)

親指が伸びない

 

特に何をしたわけでもなく

 

気づくと親指が伸びなくなっている、

 

伸ばす事はできるけども最後まできれいに

 

伸ばそうとすると違和感と少しの痛みがある。

 

親指の付け根を調べると明らかに反対側と

 

比して骨の位置が違います。

 

骨の位置がどのように違うのかを見極めることで

 

調整することができます。

 

 

親指の第2関節から第3関節の間の骨に

 

ズレが入っていました。

 

下のイラストの緑色に着色してある骨が

 

対象骨で中手骨(ちゅうしゅこつ)です。

 
左手を甲側から見たものです。

 

 

 

 

 

中手骨の第2関節よりのところは親指の外側に

 

中手骨の第3関節よりのところは人差し指側に

 

それぞれズレており全体として親指の軸が

 

歪んでいたのです。

 

 

この場合、整形外科などに行ってレントゲンを撮っても

 

異常は見つかりませんので医者も困ってしまいます。

 

ズレを調整しますと指がきれいに伸びるように

 

なり違和感も消えました。

 

放って置くと指の場合は腱鞘炎に移行しますので

 

侮れません。

 

 

親指は体幹の中心軸を司ります。

 

親指がねじれることで背骨も同じようにねじれます。

 

また顎や頭や顔なども同じように歪みが入ります。

 

細かな事のようで馬鹿にできないのが親指です。

 

 

例えば親指を曲げて親指中の握りこぶしを作ります。

 

右親指中の握りこぶしを作る場合、

 

顎先の右側は出っ張ってきます。

 

逆に左親指中の握りこぶしを作る場合、

 

顎先の左側が出っ張ってきます。

 

 

 

左右の親指の曲げ伸ばしやねじれ具合に差があると

 

顎先に歪みが入ることを意味します。

 

 

また、後頭部の場合、

 

右の親指を中に入れて握り込むと

 

後頭骨の右側が足元方向に下がり首が詰まります。

 

反対に左の親指を中に入れて握り込むと

 

後頭骨の左側が足元方向に下がります。

 

親指を中に握り込んで軽くグーをしたときに

 

後頭骨が下がって顎先が前に出ると言う事は

 

頭が前に移動しやすくなり猫背姿勢になります。

 

そして背筋は伸ばしにくくなります。

 

 

 

親指中の握りこぶしを止めて親指をまっすぐ伸ばすと

 

顎はひきやすくなり首が伸びて良い姿勢になります。

 

このように親指は顎や頭や背骨など

 

全身に影響している大切な指です。

 

きれいな指はストレスなく真っ直ぐできれいです。

 

指がきれいな人は姿勢もきれいです。

 

 

 

大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)

 

整体師・鍼灸学士  和田 浩

 

090-2597-7225