産後の骨盤調整 | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)

出産で骨盤にズレが生じ

 

産後の骨盤調整を受けないでいる経産婦は

 

それらが原因で腰痛や股関節痛になります。

 

 

出産で開かれた骨盤は右と左の骨盤の結合、

 

いわゆる前側(お腹側)では恥骨部分、

 

後ろ側(背中側)では仙骨や尾骨などが

 

不安定になります。

 

骨盤の傾きやズレを整体施術で調整する上で

 

大切な箇所も恥骨結合、仙骨そして尾骨です。

 

恥骨結合は左右の恥骨が合わさる場所。

 

お腹の真ん中で下っ腹の中心部になります。

 
下のイラストは骨盤をお腹側から見たものですが、
 
緑色に着色してある骨は、左の恥骨です。
 
左の恥骨結合付近が上方向に、
 
対して右の恥骨結合付近が下方向にずれている
 
イラストイメージです。
 

 

 

恥骨結合が縦にずれると脚の長さに左右差が生じ

 

例えば右脚が長いあるいは逆に

 

左脚が長いなど現れます。

 

 

恥骨のズレ方のもう一つは回旋方向のズレです。

 

回旋方向のズレは例えば恥骨が右に向くと左側の恥骨の

 

前側(お腹側)が触った感じ出っ張っていますし、

 

恥骨が逆に左方向に向くような回旋方向のズレは

 

恥骨の右側が前側(お腹側)に触った感じ出っ張っている

 

ことになります。

 

恥骨の回旋方向のズレと先に説明した

 

縦ズレ(上下のズレ)の2つの方向のズレが

 

合わさっている場合もあります。

 

 

仙骨のズレは恥骨と同じように回旋方向

 

あるいは上下方向があります。

 

細かく触診しますと一つ一つの

 

仙椎の落ち着き方なども見ますが、

 

大まかにはこの2種類のズレ方の

 

チェックになります。

 

仙骨の回旋のズレに関しては当院の

 

ホームページ内でも説明しています。

 

上下のズレは骨盤の中の仙骨自体が

 

定位置よりも少し上の方で落ち着いている、

 

あるいは、少し下の方で落ち着いている、

 

などあります。

 
下のイラストの緑色に着色してある骨が仙骨です。

 

 

 

 

仙骨が定位置よりも上のほうにありますと

 

仙骨の上にある腰から背骨の間が狭くなり

 

首や腰が詰まったような感覚になるでしょう。

 

逆に仙骨が定位置よりも下方向で落ち着いている場合は、

 

左右の骨盤も足元方向(下方向)に

 

引っ張られて膝関節が屈曲気味になり

 

伸びにくくなることで歩きづらくなるでしょう。

 

そしてまた立ちにくくなるでしょう。

 

骨盤の調整自体は5分もかかりません。

 

骨盤と骨盤以外の場所は連動していますから

 

骨盤のみのチェックで終わる事はありませんので

 

実際は最低でも30分はいただきますが

 

骨盤自体の調整は非常に簡単です。

 

何しろ骨盤に手を当てれば自動的に

 

骨盤は反応して前傾している寛骨は後ろへ

 

後傾している寛骨は前へ、開いている寛骨は

 

閉じるなど動き出します。

 

そして、恥骨も動き出し適度な位置に落ち着いて

 

シェイプアップされます。

 

生理痛がひどい、PMSが顕著の方も

 

骨盤の調整で良くなります。

 
*寛骨・・・腸骨、座骨、恥骨を合わせた言い方です。
 
 
 
整体師・鍼灸学士  和田 浩
 
090-2597-7225