お皿は、膝蓋骨(しつがいこつ)のことです。
文字通り「ひざのふたの骨」です。
ひざに違和感や痛みなどの症状がある場合、
左右のお皿の感じが違うことがあります。
感じとは、、、
見た感じ、触った感じ、に左右差が現れます。
お皿は自分でチェックしにくいです。
正確にチェックするためには、
仰向けで安静状態が望ましいですが、
自分でお皿に触れると仰向けにはなれません。
大まかなチェックでしたら坐位でも構いません、
左右差くらいはつかめるでしょう。
できれば正確な触診が出来る整体院で
みてもらう事をお勧めします。
左右同時に両手で覆うように触れてみて
形状や位置に左右差がある場合、
それを言葉で説明する必要があります。
ひざが綺麗に伸びていない伸展障害のあるひざは
ひざが伸びない分、お皿に触れると手前側に
飛び出ているように感じます。
また、反対側のお皿に比べて
股関節寄りに位置していることに気付くでしょう。
例外もありますよ。
お皿が股関節寄りに位置している時
そのお皿は下に動きにくくなります。
ひざの裏に手を差し入れると
反対側のひざ裏より隙間が大きいことに
気付くでしょう。
逆にひざが伸びすぎるものを
反張膝(はんちょうひざ)と言います。
仰向けで受け手の足首を持ち上げる時
太ももの後ろ側はベッド面に張り付いたままです。
正常なひざは、足首が持ち上がると同時に
太ももの後ろ側はベッド面から離れます。
反張膝は、身体の側面から見た時に
足首よりもひざ関節が背中側に反っています。
症状は、お皿の下に挟まるような痛みを
感じるなどです。
仰向けでは、ひざが伸びすぎている分
お皿に触れますとペコペコと浮いている
触診感覚があります。
ひざ裏に手を差し入れる隙間はありません。