腕がだるい時は呼吸も浅くそんな時は
肋骨の位置と可動性を確認します。
だるい腕は同側の肩が巻き肩に
なって筋肉も硬いです。
筋肉が硬くなると血液、リンパ液の流れが
悪くなるので腕の代謝が落ちます。
力こぶの筋肉は上腕二頭筋で
この筋肉が慢性的に凝りますと
肘にかけてだるさを感じます。
肋骨の動きが悪くなりますと
胸の筋肉も硬くなります。
大胸筋です。
胸の真ん中あたりと鎖骨から
肩の前に向けて付着している筋肉です。
・腕を内側にひねる
・腕を挙げる
・物を抱きかかえる
・呼吸を助ける
などが大胸筋の働きで硬くなりますと
上記の働きが低下しますし
女性の方はバストダウンします。
鎖骨の2~3cm下を少し押して見て
痛みがあるのは下の肋骨の位置が悪いか
大胸筋が凝っている場合です。
肋骨は上から下まで12個あり
その場所は上から2番目か3番目の
肋骨の位置になります。
後ろから背中を見た時に
肘が外側を向いている事があります。
側湾症の方などは特に顕著です。
腕を内側にひねると肘が外側に向きますが
脱力した状態で肘が外側を向いている腕は
ねじれています。
肩が前に巻いて猫背気味になりますと
肩関節が下がり肋骨の動き幅が狭くなり
心肺機能低下と横隔膜の下の
胃や肝臓にも違和感を感じます。
位置の悪い肋骨ほど整体中に大きく動き
調整後は息が深くなり精神も落ち着きます。
深い呼吸は副交感神経を優位にさせますが
交感神経優位の人の呼吸は浅いです。
深呼吸にはリラックス効果があります。
呼吸は普段無意識に行われますので
呼吸の浅さに気付いていない方は多いです。
より詳しい症状別の記事内容は、当院のホームページをご覧ください。
整体師・鍼灸師 和田浩
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