肩の前への出っ張り | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)


肩が身体の前側にぽこっと

出っ張った状態のものがあります。

反対の手で肩の前を交互に触れてみますと

その左右差に気付く事もあります。



肩が前に出ている状態は

片側だけに起きる事もありますし

両方の肩が前に出る事もあります。

肩が前に出ているのでその分猫背に見えます。



肩が前に出っ張りますと肩の前あたりに

圧痛があります。

圧痛は触ったり押したりして

痛みがあるということです。



肩の出っ張りに伴ってよく起こりますのは

前腕が固いことです。



ひどい場合は肘が綺麗にまっすぐ伸びない。

また肘を伸びるけど窮屈で違和感があるなど。



前腕(ぜんわん)は、肘から手首までの

範囲をいいます。

前腕の筋肉が硬く柔軟性に乏しいですと

身体のあちらこちらに影響がでます。



顔面骨では頬骨が前に出っ張ります。

大概同側です。

頬骨が前に出っ張る事で

それに対応して骨盤の回旋が現れます。

頬骨と骨盤は互いに影響し合います。



骨盤が回旋しますと

仙骨(せんこつ)にも影響が現れます。

仙骨はお尻の真ん中にあって

尾骨の上の骨です。

仙骨は仙椎(せんつい)が癒合して出来たものです。

仙椎は正常で5つあります。



前腕の筋肉の固さが仙椎に影響する事も

考えます。

仙椎はお尻の真ん中の軸ですから

頚椎や腰椎と同様に真っ直ぐである方が

身体は楽です。



前腕の柔軟性を欠く事が腰痛につながる事を

意識する必要があります。



肩の前への出っ張りが身体に

多くの影響を与えている事が分かります。



前腕の固さの一番の解消方法は

前腕にあります2つの骨、

橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の

捻じれを正す事です。



橈骨は親指側の長い骨です。

尺骨は小指側の長い骨です。

この2つの骨のバランスを診る事も

身体を調整する重要個所です。



もうひとつは鎖骨の位置です。

肩が前に出っ張るという事は

肩の前側でその内側で突っ張り棒の

役目をしている鎖骨の状態も大切です。



より詳しい症状別の記事内容は、当院のホームページをご覧ください。
   整体師・鍼灸師 和田浩

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