講師の宮崎です
当講座の上級者コースでは、普通では使わないような身体の使い方で実技を行います。
武道をやってる方であれば、その機能的で効率が良く無駄のない動きを体得する意味が分かるかもしれません。
当講座では、実技を通して、その身体の使い方を学んでいただいています。
その実技がその身体の使い方を覚えつつも、臨床で使えるように私が選んでいる実技であるというだけなんです。
体術習得の効率を考えて提案させていただいているだけで、その技術のみの為ではありません。
つまり!
その実技を通して身体の使い方を体得出来れば、他の技術の応用や体得、技術のポテンシャルの引き出しが半端なく大きいのです。
この凄さが分かるでしょうか。
本当の意味での基本を抑えておけば、他で技術を習う時や、今まで使っていた技術に大きく良い影響を出せるという事なんですよ。
物事の本質を見極めた上で、応用と型破りをやりましょう。
それまでは、守破離の守から出ない方がいいかと。
技術の本当のポテンシャルを引き出すのは、術者の身体の使い方なんです。
例えば、私が昔に習った技術を思い出して使ったとします。
そしたら、昔は大したこと無かった効果が、今の体術レベルだと効果が絶大なのです。
当時の自分が、いかに分かっていなかったか?
自身の身体を制御出来ず、使えてなかったか実感出来るのです。
セミナージプシーの方は、しっかり基本を抑えないと、その習った技術の効果が理解出来ずに、永遠に新しい技術を求め続けていくのかもしれません。
当講座では、その辺を見据えて指導させていただいています。
しっかり学んでいただければ、素晴らしい療法や先生に出会った時に、そのチャンスを逃す確率が格段に減ると思います!
この辺を、指導させていただけるのが、私の真骨頂なのかもしれないと思っています。
という訳で、受講生の皆さんは講座の地味な訓練と勉強に耐えてくださいね(笑)