こんにちは!
小田嶋です。
慢性的な腰痛患者さんの場合、立位での屈曲時に脊柱起立筋群の適切な”弛緩”が起こらないことは有名です。
その他にも活動するべき筋群の時系列を変動できないことが、非腰痛者との比較で明らかになってます。
腰痛患者さんのADL障害は伸展筋の弛緩機能低下と関連しているとされ、上記にも述べたように筋活動の範囲が狭く、一定の筋肉が活動し続けている状態の方に因果関係があるとしている。
さらには、筋活動の範囲が狭く、一定の筋肉が活動し続けている状態では「身体知覚異常」を認められてる。
そもそも、なぜ適切な弛緩が起こらないのか?という視点に立った時にいくつかの要因が想定できます。
・その筋が短縮性障害を起こしているため
・その筋が伸張性障害を起こしているため
・局所的なATP不足
・酸素不足によって非伸縮性組織の問題
・相反抑制がききづらい
・マッスルインバランスの問題
・運動イメージの問題
・身体図式の問題
中枢神経系から末梢神経系。
そして生理学・解剖学的な問題。
要因は多岐に渡りますし、単一的な問題ではなく同時に起こっている可能性もあります。
では、この場合のADL障害では「どの視点に立って、問題を解決していけば良いのか?」ということ。
ADLでは、基本的な動作である、寝返り、起き上がり、端座位保持、起立、立ち上がり、歩行までの流れから
応用的な長距離歩行、階段昇降、走行、不整地歩行、家事全般など様々です。
その中で、どの動作が最も問題をきたしているのか、問診でしっかりと聴取しつつ、「環境」に注視します。
例えば、私の患者さんでもあったのですが、
・50代男性
・慢性的な右腰痛
・製造業
で、立位での万歳や立脚後期での内腹斜筋や多裂筋の筋活動が一向に運動学習がしづらかったんです。(出力が入りづらい)
よくよくお話しを聞いてみると「仕事場の建て付けが悪く、作業している場所が若干左側に傾いている」ということでした。
カウンターで右側に体幹側屈をとって、腰方形筋肋骨部に短縮性の問題が起きていました。
でもこれって環境の問題なんですよね。
なので、大きなベニヤ板を敷き、その下にちょど良い新聞紙や雑誌を挟んで、傾斜を解消するようにお伝えしました。
結果、今まで取りづらかった解剖学的問題をサクッと取れるようになりました。
一定の筋の収縮が促され、多様な筋収縮ができないようになってくると、身体知覚異常が発生してきます。
この場合、2点識別覚なども鈍麻しているので、検査に取り入れてもらえると良いです。
セラピストはまず環境を疑う。
ぜひ頭の片隅に入れておいてください!
それではまた書きます。
ー小田嶋庸介
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