Fさん(40代/女性)
慢性的な腰痛と肩こり、たまに頭痛、めまい、耳鳴りもあるそうです。それと、顎関節症もあるそうで、口がしっかり開けません。
特に今回は、左腰の痛みが強く、その状態が2、3ヶ月続いているとのことで来院されました。
顎関節症が、最も以前からあり、それ以降、様々な不調がでてきているようなので、顎関節の調整から始めてみることにしました。
皆さんが、一般的に「アゴ」と呼んでいるところは、下顎骨です。
当然ながら、下があれば上がありまして、上顎骨もあります。「うわあご」ですね。
しかし、実際に下顎骨と関節になっているのは、耳のところ、側頭骨と呼ばれる骨です。
本題に戻りますと、この側頭骨を調整しただけで、腰の痛みも肩こりもなくなりました。
口もガパッと開きます。
頭痛、めまい、耳鳴りといった症状も軽減されることでしょう。
ここまで、10分くらいです。
もちろん、長年の歪みですから、こんな短時間で完全に正しい位置に矯正されたわけではありません。
この時点では、4割程度です。
しかし、それでも、そんな小さな変化が、全身に大きく影響するのです。
それは良くなるときも悪くなるときもですよ。
身体の一部分の小さな歪みが、全身の様々な不調に結びつくということです。
特に、顎関節は、頭蓋骨や頚椎に直接的に歪みを引き起こしてしまうので、重要なポイントのひとつになります。
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