肩こりが酷くて吐き気がすることもあります。 | 大阪市の整体療術院 和海(なごみ)のブログ

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整体 和海(なごみ) さん

整体.COMの教えて掲示板に質問の書き込みがありました。

質問者にあなたのお力を貸していただけますか?




■ 質問内容 

肩こりが酷くて吐き気がすることもあります。


出産前までは人並みの肩こりだったと思うのですが、

産後、

赤ちゃんを抱っこしているので肩こりが酷いです。

抱っこひもも腰ベルトがついていて

肩に負担がかからないものをしているのですが、

それでも辛いです。


一時間以上歩いてしまった時は、

肩が痛くなり吐き気までしてくることもあります。

また、

ときどきしびれるようなビリビリとした感覚もあり不安です。

お風呂にゆっくりと浸かることも出来ず、

治すためにやっていることといえば

ストレッチくらいしかありませんが、

効果はあまりないように感じています。

将来、

五十肩のように

背中で手がくっつかなくなったり、

腕があがらなくなったりすることは避けたいので

いまのうちにできることはやって置こうとおもいます。

アドバイスください。


個人的所見として



『肩こり』

いろいろな筋肉が凝り固まって

感じる不快感、痛みを総称して一般的に使われる症状名です。



体にある600余りの大小長短の筋肉

スポンジのような弾力性

外からの衝撃を吸収して、骨や内部を守り

ゴムのような伸縮性で運動機能を果たしています。



それらは

筋膜で包まれていて

ひとつひとつが、それぞれの動きを持っていて

それらが連動することによって機能を果たしています。



その筋膜には血管、神経、リンパなどがあり

筋肉生命の健康を保っています。



しかし

何らか(環境、食事、仕事)の変化によって

血液成分の変化

栄養状態の変化

筋肉運動の変化などが強いられ

それにより

筋肉状態が悪化して『コリ』となるのです。



そこからは

悪循環により

さらに悪化が進む・・・



その結果の一つが

『肩こり』なのです。



それにより

首~肩を流れる血流が悪くなり

頭部への影響が強くなります。



そんな結果、

なんでもないことでも強いストレスになったり

脳の働きが弱まって

いろんな不具合、不快感を感じるのです。



現在、

肩こりに意識が集中されているようですが

肩を集中的に改善すると

ほかの部位の不具合を感じることになるくらい

全身の疲労が蓄積されている状態だと

推測できます。



今の状態で

何かをすれば改善される・・・という程度を

超えていると思われます。



ストレッチは大切です。

でも、一気に改善するという期待より

今以上に悪化させないためと

思って続けられたほうがいいと思います。



いろいろな条件で無理が多いかもしれませんが

スッキリするまでは

人の手(治療家)を頼って見られたほうがよろしいかと・・・