後弯症と診断された酷い腰痛 | 大阪市の整体療術院 和海(なごみ)のブログ

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整体院の院長日誌です。

■ 質問内容 ■

1月20日以来ひどい腰痛に悩んでいます。

5月に入ってからは痛みはひどさを増し、よくなる兆候はまったくありません。


この間外出は一切なし。

家の中で痛みのない姿勢を模索しながら一日を過ごしている日常です。

 とりわけ、

寝起きの動作には激痛に耐えなければなりません。

特に、

起床時の激痛はこれほどの拷問にだれが耐えられるのかと思えます。

痛みに耐えながら横向きから腕で支えながら四つん這いになり

その後膝上に両手をあて体を支えて立ち上がるのですが。


その後腰を伸ばして真っすぐに立つことができません。

椅子の背につかまったり、

いろいろ工夫を凝らして何とか起立するのに2時間ほどの時間を使います。

これが毎日続いている状態です。


近くの整形外科から紹介状で横浜市の中核拠点病院に回りましたところ

後弯症と診断されました。


胸椎二箇所(腰椎1番、2番)に圧迫骨折があり

椎骨は前方に向かって楔形につぶれており、脊椎腰椎が後弯している。

これが腰痛の原因とのことでした。


知らないうち自覚もなく骨折している骨粗鬆症ということでした。

圧迫骨折の痛みはまったくありません。
しかし後弯そのもので痛みがこれほどになるのでしょうか。

私も64歳になりますが

背から腰の極端に丸くなった老人でもこんな話は今まで聞いたことはありませんでした。


最終的には椎骨を削って平らにする手術もあるということでした。

非ステロイド抗炎症薬が処方されていますが全く効き目がありません。


どなたかいい知恵をおかしください。


【同 感】


痛みの度合いは、経験者として良くわかります。

私は、腰痛というより左ふくらはぎの激痛でした。

寝ていても、一晩中うなり続け、

用を足すために起き上がろうとするたびに激痛が走り

寝る→起き上がろうと激痛→寝ころぶ・・・の繰り返しでした!


激痛を何とか治めたくて外科に行きました。

待っている間も横にしかなれず、ベンチでうなり

やっとめぐってきた診察の時に

「数年前にも同じ痛みで検査を受けて

腰椎4番~5番間の椎間板ヘルニアと言われているので

何の注射でもいいから、とりあえず痛みを消して~!!!」

痛みをこらえながら訴えました。


しかし、

「当院でMRI検査をして、

何が原因かわかるまで・・・

どこに注射すべきかわかるまではできません!」という返答。


「では、すぐに調べてください」というと


「検査は10日後になります。」


「じゃあ、その間は・・・?」


「痛み止めを出しておきます。」


(だったらその場で痛み止めの薬をすぐに飲ませろよ!)

と思いながら

痛みをこらえながら帰宅。


10日間のあいだに

次兄の紹介で整体治療院へ・・・

毎日のように遠くまで通い

痛みを完全克服してMRI検査を受けました。


診断は

腰椎4番~5番間の椎間板ヘルニア・・・


医師の自信たっぷりな言葉・・・

「これで注射する場所が特定できたのでいつでも打てますよ~!」だって!


「検査までの10日間で整体施術で痛みが完全に消えたので要りません~!」

切り替えして帰りました。


これを機に整体師になって現在に至っています。

あれ以来、痛みは皆無です。


直接的な痛みの軽減、抑制、緩和、改善、解消は

やはり、周辺筋肉の弛緩が大事だと痛感しています。


【所 見】


骨粗しょう症であり

圧迫骨折だとのことなので

骨格矯正は最終的な施術にして

筋肉の弛緩と強化が最も大事だと思います。


手術で骨を削って平らにしても

痛みが解消するという保証はないと思います。

医師は平らにするところまでが治療範囲です。


術後の予後対策まで良く聞いて、考えてからのことにしましょう。