■ 質問内容 ■
今年2月から、
左足の付け根？付近の痛みと、
左足全体の痺れが発生しています。
常に痛いわけでは無く、
5分くらい立っていると、
付け根付近に針で刺すような痛みが出て、
10分以上立っていると、
左足全体が痺れて
歩くどころか立つ事も出来なくなります。
しばらく座って休めば痛みは治まります。
これって腰痛の部類に入るのでしょうか？
【所 見】
足の付け根は
股関節のことと推察いたします。
（足首のことならすみません）
長時間立っていられない・・・ことから
腰椎部位の異常から来るものということがうかがえます。
形成外科では
椎間板ヘルニア
腰椎狭窄症
後縦靭帯骨化症
前縦靭帯骨化症
腰椎分離症（すべり症）・・・などと診断されるかも・・・
診断は、あくまでも症状に名前が付けらるだけのこと！
直接的には
痛みの周辺部位の筋群が凝り固まって
縮みが強くて
股関節の隙間が密着状態になっていることが原因のようです。
状態としては、以前から最近にかけて
歩幅が狭くなってきていた、
正座がしにくくなっていた、
スムーズに足が前に出ない、
つまづきやすい・・・などの信号があったようにも思います。
施術としては
鼡径部（大腿部筋群）の弛緩
臀部（大臀筋、中臀筋、小殿筋、梨状筋、双子筋、閉鎖筋など）の弛緩はもちろん
下腹部、腹横部の弛緩にまで及ぶ必要があります。
なお、
股関節の抜き伸ばし矯正
股関節の開脚伸展矯正
股関節の潤滑施術なども不可欠です。
身近なところで
このような施術をしていただける治療院があれば幸いです。