BSセラピーは「誘導側のセラピストと被験者側のクライアントさんとの共同作業です」とセミナーではお話します。

というのは、いかに上手に口を大きく開けていただくかということが、脳幹活性までの時間や活性度に大きく左右されるからです。

80%~90%の口の開け方でも、力んで120%開けても、大きな効果は望めないのです。


口の開け方が上手な方は、どんどんと脳幹活性が進んでいきます。



さらにもう一つ大切な要因があります。


それはセラピスト側とクライアント側が共にどのような意識のレベルで臨むかということです。


BSセラピーという脳幹活性のメソッドは、言い方を変えれば「道具」です。

道具そのものが改善してくれる訳ではありません。道具を使って脳幹を活性化させていくのです。


セラピスト側としては、その道具をどれだけ使いこなせるようになっているか。

そしてどのような意識でそれを使おうとしているのか。


例えばカメラという道具をアマチュアレベルで少し使えるのか、大分使い慣れてきたのか、あるいはプロカメラマンのように手足の如く使いこなせるようになっているのかどうか。

さらに同じカメラを使って同じ条件で被写体を撮影しても、出来上がる写真は人それぞれに違いが出ます。


よく言われるのは、撮影者の意識が反映されるということです。


テクニックも大事ですが、意識の反映が人の心に響く作品に仕上がるかどうかの大きな要素にもなるのです。


BSセラピーのセラピストの意識が、

ただ単に病気や不調の改善を求めているのか。
(BSセラピーにはこういうセラピストはいないと思いますが・・)

体と心の調和を求めているのか。

脳幹というある特殊な器官を通して意識の覚醒の後押しを求めているのか

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どのような意図をもって臨むかによって、クライアントに起こる現象の変化は違ってきます。


極端な話をすれば、高い意図をもって指一本で体にタッチしただけでも、それなりの変化は起こるのです。


それがただの物体ではない、心と体を有した人間としての生命現象なのです。



クライアントの側も同じです。


ただ不快な症状を軽減したいだけなのか。

完全に人任せにしていて自分で原因から改善しようという意志があるのかどうか。

脳幹活性を通して、自分自身に自然治癒力を含めた主体性を取り戻そうとしているのか。

もっと奥深い心の部分での覚醒を求めているのか。
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セラピスト、クライアント両者のミックスされたエネルギー場によって、そこに現れる結果は違ってきます。



BSセラピーも少しずつではありますが全国に拡がりはじめ、セミナーを受講して学んで下さった方々が施術を行うようになってきてくれました。


各地で奇跡的な現象も起こっておりますが、その現場で起こる現象は、そのセラピスト(私も含めて)の現段階での意図するもの以上のことは反映されません。

あくまでも自分自身の反映でしかないのです。限界はそのひとの現時点での限界なのです。


そこで私たちは、アドバンスコースや意識をクリーニングするアドバンス+といったさらに高い意図を求めて学ぶことを続けています。


もちろん、だからといって無理に知識だけで高望みしていくことは本末転倒です。

BSセラピー自体のさらなる技術的な向上はもちろんですが、現段階でクライアントさんに不足しているものへの適切なアドバイスや自分の扱える力量を見極めることは大切なことです。



脳下垂体・松果体・脳幹から全脳へある種特別な器官を元気にしていくBSセラピー・ライオンあくび健康法ですが、生身の人間である私達自身の向上によって、まだまだこれからも未知のストーリーが展開されてくることでしょう。


それを日々実感している臨床現場です。




<ライオンあくび健康法講演会>
 2月21日(日)に東京・中野で開催 
  詳細は、こちら ⇨


<BSセラピー・ベーシックコース> 

 1月30日(土)~31日(日) 東京

 2月13日(土)~14日(日) 神戸


<BSセラピー・アドバンスコース>

2月27日(土)~28日(日) 神戸

3月12日(土)~13日(日) 東京


<アドバンス・プラスコース>

 4月16日(土)~17日(日) 京都

詳しくはBSセラピーHPまで